幼少期その5
島風ゲット!!
同年 ランバッハ郊外
「アドルフ、修道学校に行きなさい。」
・・・え?
「・・・いまなんて?」
「だから修道学校に行きなさい。」
オヤジならともかく母親のクララからいきなり学校行けと言われるとは…
「えっと…いつから?」
「明日からよ♪」
「急すぎだよ!!何でもっと前にいってくれないの!?」
「だってお父さんが前の日になるまで言うなって言ったから・・・」
「あのオヤジ覚えろ!!」
「呼んだか?」
「うお!?」
「どうしたアドルフそんなに興奮して?」
……このオヤジ(怒)
「どうしたもこうしたもない!明日いきなり学校に行けとはどういうこと!?」
「それはだな…」
なんだ…
「私からのプレゼントだ!!」
「なんだそりゃー!?」
「プレゼントだ!!」
「いやいやいや意味が分からない!!」
「私からの6歳の誕生日プレゼントだ!!」
「早いよ!!」
「ということだから明日から頑張れよ♪私は農作業してくる!!」
…ホントに何なんだよ…
ちなみに男子ばっかりらしいです…
翌日
「ちゃんとお弁当持った?」
「持ったよ…」
「ちゃんと歯磨いた?」
「磨いたよ…」
「ちゃんと挨拶できる?」
「できるよ…」
「ちゃんと先生の言うこと聞ける?」
「聞けるよ…」
「ちゃんとト「しつこいよ!何回聞くの!?あと最後なんて言おうとしたの!!」
「ちゃんとトイレ行ける?」
「行けるよ!!」
「お母さん心配だわ…」
「母さん…オレはだいじょぶだよ…そんなに心配しなくても」
「ホントに?」
「オレ、母さんに嘘ついたことある?」
「…わかったわ…気をつけてね」
「いってきます。」
「いってらっしゃい。」
兄さん姉さん学校にいるから…
次は学校での話です。