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幼少期その2

1892年 ドイツ パッサウ市


オレは、3歳になり頑張って生きている…今、嬉しいことはドイツのバイエルン地方に住んでいることだ!!!!いや~ドイツ語カッコいいね!あと前世?の記憶が殆ど失われていない!!歴史も分かる!日本語もしゃべれる!最高だゼ!あと父親のアロイスが話をかけると少し笑うようになった!!しかしこの時代は娯楽が少ないので遊ぶ物がないし近所の子供たちは戦争ごっこをやりまくってる…女子の子供たちはなんか訳のわからん遊びをやっていてオレは、結局本を読むことにした。しかしこの年で戦史の本など母が読ませる訳がなく父のアロイスに話をしてみた。

「父さん」

「なんだアドルフ?」

「おもしろい本ない?」

「!?」


なんかすごくびっくりしてる…


「…絵本ではないのか?」

「ちがう本」

「例えば?」

「歴史の本とか」


なんかオヤジの様子がおかしいぞ…こんなオヤジ初めて見た…レアだ!!


「・・・少しそこで待っていろ」

「わかった」


これで本が読めるま~絵本よりは楽しいだろう

数分後


「アドルフもって来たぞ」


なんの本だろう?


「何これ?」

「父さんのお気に入りだ」


なんだろう…?


「普仏戦争の本だよ。よし父さんが読ましてやろう!!」


マジかよ!?普仏戦争かよ!しかもあの無愛想オヤジが初めて父親らしいこと言ったよ!!


「さーアドルフ、父さんの膝の上に乗れ!!」


あの父さん…なぜそんなに興奮しているんですか?


「さー早く!!」


怒られるのこわいからしぶしぶ膝の上に乗った。


解放されたのは4時間後でした…


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