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ウィーン編 第1話

いそがしい、センター試験が近くて忙しい…

ウィーンという街は、紀元100年ごろにローマ帝国に支配され要塞都市ヴィンドボナとなり2世紀ごろの戦闘で荒廃したが彼の五賢帝が一人のマルクス・アウレリウス・アントニヌスが再建したが395年にローマ帝国の東西分裂が起きると弱体化し、5世紀ごろにはフス族などの攻撃で再び荒廃した。時は進み976年神聖ローマ帝国皇帝オットー2世がバーベンベルク家にウィーンを含む今で言うオーストリアでオストマルク辺境伯領となった。1155年にバーベンベルク家がクロスターノイブルクからウィーンを都に変えたことでウィーンは、再建されさらに1278年にオーストリア公となったハプスブルク家の支配下となり14世紀のルドルフ4世のもとで大きく発展した。その後、オスマン帝国による第一次ウィーン包囲、第二次ウィーン包囲などを経験し17世紀末には世界遺産のシェーンブルン宮殿が建てられたり18世紀末には「音楽の都ウィーン」と呼ばれるようになった。

さて何故オレことアドルフ・ヒトラーがウィーンの説明をしているのかと言うと………


「ウィーンにキタァァァァ!!」


そうです。着いたんです。この時代のウィーンに来たんです。ドイツ帝国のベルリン、大英帝国のロンドン、フランス共和国のパリに並ぶ大都市にしてオーストリア・ハンガリー帝国の心臓部、すなわち首都であるウィーンに来たんです!!200万人もの人間が住んでいる!!テンションが上がらないはずがない!


「すごい人の数だな…」


ヤーコブが呟くように言い…


「すごい……」


フォルカーがただただ圧倒されていた……

それほどまでにこの時代のウィーンは、すごいのだ!!飛び交う言葉は、ドイツ語、ハンガリー語、ポーランド語、ルーマニア語など多種多様にあり活気溢れる街となっている。


「着いたのは良いがこれからどうする?」

「まずは、腹が減ったからなにか食べよう!」

「そうだね。ちょうどお昼だし」


ということでランチタァァァイム!!


「ここで良いんじゃないか?」


ヤーコブが指を指したところを見ると、少し古びたカフェがあった。ヨーロッパのカフェは日本と違い食事も出るしお酒も出るのが普通だそうです。


「オレはあそこでいいぞ。フォルカーはどうする?」

「僕もあそこでいいよ」


決まりだな…早速行ってみよう!


「いらっしゃい~!!」


元気な中年のおばさんが迎えてくれた。店の中は結構繁盛していて労働者や会社員など色んな人がいた。とりあえずカウンターが空いていたのでオレたちはそこへ座った。


「何にする?」

「オレはトーストと目玉焼きとウィンナー、それと牛乳」

「殿、野菜を食え。」

「オレ野菜嫌いだし、今日ぐらい良いだろ?」

「僕はトーストとハムエッグとサラダ」

「ヤーコブも頼めよ」

「……トースト、ウィンナー、ハムエッグ、サラダ、牛乳。」

「…もしかしてもの凄くお腹減ってた?」

「……コクン」


頷いたよ……


「おばちゃーん、注文!!」

「は~い!!」


こうして遂に始まったウィーンでの生活オレだけどうなるのかが楽しみだ♪


「ご飯を食べたら次どこに行く?」

「僕、行きたいところがあるんだ…行っていいかな?」

「オレは良いけど…ヤーコブは?」

「俺もいいぞ」

「じゃあ決まりだな」

「ありがとう!!」




次回、フォルカーが意外な?所に行く

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