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青年期第12話

テストがあったので遅くなりました。申し訳ありません。楽しんでいただければ幸いです。それではどうぞ!

―1904年 5月半ば―


春が来て暖かくなってきた今日この頃……私、アドルフ・ヒトラーは、大きな決断をしました。それは……


「ヤーコブ…フォルカー……オレ、ウィーンに行く事にした!」

「殿、急にどうした?」

「そうだよアドルフくん。急にウィーンに行くなんて言い出して何かあったの?」

「その通りだ!オレはこの目でこの国の中心を見てみたいんだ!」

「殿、どうやってウィーンに行くのだ?」

「そりゃ~もちろん歩いて行くぞ」


あれ~二人とも呆れたような顔をしているぞ~何でだろう?


「アドルフくん…リンツからウィーンまで一体何㎞あると思ってるの?約200㎞もあるんだよ!それを歩いていくなんて……そんなのおかしいよ!!」

「フォルカーの言う通りいくらなんでも無謀と言うものだぞ殿、ここは考え直すべきだ。」


そんなに離れているのか!?知らなかった……じゃあどうしよう?


―アドルフ、考え中―


「よし!決めた!!二年後にウィーンへ行くことにする!!」


おっと~二人ともどうした?そんな可哀想な目でオレを見るなよ~悲しくなってくるから……


「どうして二年後なの?」

「それはなフォルカー……お金を貯めるためだ。ウィーンまで行くんだからな~それなりにお金があった方がいいと思ってね。」

「殿、一人で行くのか?」

「そうだけど…お前らも一緒に行くか?」

「いや僕は、いい「一緒に行くぞ」えっ…」

「そうか、行くか!よしみんなでお金を貯めるためてウィーンへ行くぞォ!!」

「オウ!!」

「お、おう…」


こうしてオレたちは、コツコツお金を貯めることになった。


― 1906年 5月半ば―


オレたちは、17歳になりいよいよウィーンへ行く日になった。この二年間色んなアルバイトをした。朝の4時からの鶏の世話や新聞配達、牛乳配達、何でも屋などなど多くのアルバイトをしてきた。しかし母親のクララにウィーンに行くことを言うと父親のアロイスの残したオレへの遺産だったら余裕でウィーンに行くことができ、さらに暮らすことができるそうだ…しょっくだったな……自分の努力は、何だったのだろうと思うときもあった。そんなこんなでアルバイトは、続けた。ヤーコブもフォルカーも頑張っていたので結構お金を持っていたりする。ちなみにオレはそのままウィーンで暮らす予定だ。家族の許可もとった。ヤーコブやフォルカーは、知らないが……


「それじゃあ、行ってくるね。」

「アドルフ、寂しくなったら帰ってきていいからね(;つД`)」

「母さん、泣かないの…」

「アンゲラお姉ちゃん泣いてるよ?」

「泣いてるよ?」

「えっ!?泣いてなんかいないわよ!これは、その…あの…あ、汗よ!!」


うん、色々すごいことになってるな……ヤーコブとフォルカーも見てるのに恥ずかしいからやめてほしいな…


「母さん、そろそろ時間だから行ってくるよ。体に気を付けてね」

「アドルフも気を付けて…」

「姉さん、母さんのこと頼んだよ」

「任せなさい…アンタも元気でね」

「エド(エドムントのこと)、パウラ、母さんと姉さんの言うことしっかり聞くんだぞ」

「アドルフ兄ちゃん頑張ってね!」

「手紙書いてね!」

「ああ、約束する」


オレたちは頼んでおいた馬車に乗った。


「行ってきまーす!!」

『行ってらっしゃーい!!』


こうしてオレたちはウィーンへ旅立った





オーストリア・ハンガリー帝国


ランバッハ郊外



「アドルフ…今いくぞ、待っていろ!」




ドイツ帝国



プロイセン州


「アドルフ、みんな、元気かな…」



次回

アドルフ、ウィーンに立つ!!





イベントが辛い…

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