幼少期その11
次から青年期
1897年それは、突然のことだった。
ヒトラー家
「皆、集まったか?」
オヤジがそういうと
「みんな集まってるよお父さん」
姉さんが答える。あれから兄さんが旅に出て弟のエドムントが3才になりベネディクトと一狩りに行ったりベル先生のサプライズパーティーをやったり近所の悪ガキをぶちのめしたりといろんなことをやっていた。しかしいつも元気なオヤジが今日は元気がなく母さんも元気がない…
「話って何?」
オレはオヤジに聞いてみた。イヤな予感しかしない。
「・・・いいか皆、心して聞け。」
「「「「・・・」」」」
何なんだこの空気は!?
「実は農業を止めることにした。」
「・・・は?」
「「ハァ~ッ!? 」」
「一体どう言うこと!?」
「実は農業に失敗してしまってな…ランバッハの市内に引っ越すことにしたんだ。」
なん…だと…
「じゃあ学校は、どうするの…」
「引っ越すから市内の学校だな。」
「そんな…」
「いくらなんでも急過ぎるよ!」
「もう決めたことだ」
次の日
「なぁベネディクト…」
「なんだ~?」
「オレ…引っ越すことになったんだ…」
「…なんだって?」
「だから引っ越すことになったんだ…」
「なっナンダッテー!?」
「何で?どうして?なぜ!?」
「オ、オヤジが農業に失敗して金が無いから土地を売って市内に引っ越すってさ…」
「そっか…」
うわぁ~なまら悲しそうにしてるわ~どうしよう…
「オ、オレ手紙とか書くからさそんな悲しそうにするなよ!」
「ほんとう…?」
「約束するから、オレたち“親友”だろ!!」
「…そうだな…よし俺も手紙書くよ!」
「おう!書け書け読めるじで書けよ!」
「わぁてっるて!」
「じゃあ~遊ぶか!」
「そうだな!」
「何して遊ぶ?」
「ドラゴ○ボー○ごっこしようぜ」
「またかそれかよ~…」
「いいじゃん楽しいし」・・・・・・・・・・・
幼少期終わった~




