歯の痛み
岡田茂吉師論文です
歯の痛み
今日歯の痛みについて、最も多い原因は何かというと、虫歯の空洞をセメントや、アマルガムを詰める場合、必ず消毒をするが、これが悪いのである。というのは消毒薬が時日を経ると、腐敗して一種の毒素となり、その毒素が排除されようとして歯根に滲透し、骨へ穴を穿け、肉を破って出ようとする。その激痛を歯医者は歯根膜炎というのである。
とすれば絶対消毒薬を用いなければ、何を詰めても、決して痛む事はないのである。としたら消毒薬ではない。増毒薬と思えばいいので、これを一般の歯医者に知らせたいと思うが、何よりも試してみればよく分るであろう。