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おまけ 旅師の仕組み



題:旅師の仕組み(RPGっぽいのに現実なやつ)



──院の講義が終わった後、俺は自分のノートにこっそりとまとめを書いていた。


ゲームの攻略本に書き込むみたいな気分で、だけどこれはこの世界の現実だ。



《・》旅師の起点


まず旅師というのは、ただの冒険者じゃない。

肉体と精神、両方が整った者だけに『選択の資格』が与えられるらしい。


四つの資質職位──ソード(戦)、ペンタ(富)、ワンズ(知)、カップ(愛)。


このうち一つを自分の基軸として選び、ギルドで試験を受ける。


※人口は世界でも1万弱。俺の前世で言うなら「上位ランカー」ぐらいの希少さ。

ちなみに冒険者はホームレスという隠語らしい。



《・》達人 → 賢者 → 大賢者


『達人』は一資質の極致に到達した存在。

『賢者』はそのさらに上、四資質すべてを極めた四柱全会合者。


ここで待ち受けるのが **「絶の試験」


**──救世主試験。


試験突破者には異名が与えられる。名前そのものが後世に刻まれる概念のトリガーになるのだとか。つまり戸籍が書き換えられるという、ある意味、恐ろしいシステム。


例えば→マルエン校長は球の賢者、ルーナさんは斬撃の賢者、ファイさんは炎の賢者、みたいな。


(……これ、完全に称号システムだよな。いや、現実で称号が世界に響くってどういう仕組みだ)



《・》大賢者と猛者:職位の外にある伝説


大賢者はブレスレットの力を抑え、更に死の試練を越えた者。


紅・蒼・翠の三人が現役で世界を守護しているらしい。


一方で猛者。これはもう人ではなく震源。

北の白、南の黒──。


堕天が密集する危険地帯を常時制御する存在。


(ゲームで言えば、ラスボスと常時戦ってる状態。寝てる時も、食べてる時も)



覇者


ここから先は神話領域。


覇者は幻と謳われるが、世界がピンチになった時にふらっと現れるらしい。


文化的残響として語り継がれている覇者だが、人々に求められている。


(俺……このワードを聞くたびに、なぜか背筋が冷えるんだよな。嫌な予感しかしない)



《・》まとめ


つまり──

旅師 → 賢者 → 大賢者/猛者 → 覇者


ここにいる時点で、みんな揺らぎを背負ってる。



追記

「賢者と言っても皆、性格や癖が十人十色だ。誰かとは言わないが、ノートを貸した瞬間にビリビリに破く人も居るから」

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