97/188
マリア
俺がアルテミス宮殿から最新式小型空浮艦ココアサンドラ号で飛び立って、しばらくすると突然声がした
「オートコントロールモードにしますか?」
「えっ、ああ、うん……」
俺が曖昧な返事をすると、コックピット前方にある大型モニターの上あたりからピンスポットのような光が差し、俺の目の前にホログラムに映し出された可愛い女の子が現れた
「ちょっと、あなた、オートにするの? しないの?」
俺は一瞬驚いたがすぐに理解し言った
「ああ、オートにしてよ……あと俺はルキって言う名前だから」
「ルキ? へー、イケメンね……私はこの艦の中枢コンピュータでオペレーティングシステムを担当するマリアよ! よろしくね」
「うん、よろしく」
だが俺はそのマリアというホログラムに映し出された少女と話しながら別なことを考えていた
あっ、食糧運び込むの忘れてた……どうしよう……




