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王都を離れ帰路につく

晩餐会のご馳走を食べられずねていた宮廷魔術師リコッチーが、王国騎士団と共にカフェ・ド・セリーナに居るアイコディーナ王女を迎えに行く為、大型空浮艦で飛び立った次の日の朝……


エルフの国の王女ソラファとアイスの魔女セリーナと聖女モモーナと悪魔犬グラちゃんはエルフの国へ向かい、俺と女神アルテミスと女神見習いココアサンドラと新人天使のミユナシアは旅へでるはずだった……


だがクイーンエルフハウスの庭に止めてあるはずの最新式小型空浮艦ココアサンドラ号は跡形もなく消えており、その後もみんなで手分けをして散々探したが見つからなかった


ココアサンドラは、終始あっけらかんとしていたがあきらめたのか急に俺達に別れの挨拶をしたかと思うと、パパの軍神アレスとママの美の女神アフロディーテが住むオリンポス山に向かいフラフラゆっくりと飛んで行ってしまった


後に残された俺とアルテミスとミユナシアは旅へ行くことを諦め、ソラファ達と一緒に4頭立ての高級大型馬車に乗ってアルテミスシティに戻ることにしたのであった……


俺達全員が馬車に乗り込むとソラファが言った


「あのね、来た道を戻るんじゃなくて、アーサー城の南側に東西に走る道を東に行ってエルフ川沿いを南下して帰りたいんだけどいいかな?」


「ええ、それはいいわよ、アルテミス神殿で降ろしてもらったら私がみんなを送っていくから」


アルテミスが言うとソラファは微笑んだ


「アルテミス宮殿の羊の獣人の執事、カール君が送っていくんでしょ」


俺が茶化すとアルテミスはめっちゃにらんできた……


俺達の乗る4頭立ての高級大型馬車はアーサー王国の王都城郭都市アーサーシティの避暑地にあるエルフの国の女王の別荘クイーン・エウリュディケ・ハウスを後にし南の城門から出ると来た道を南に向かった


しばらく行くと十字路に出た……


ここを西に行くとアリーシャ公国である


馬車は左に曲がりアーサー城の北から伸びるエルフ川に沿って南下して行ったのであった……







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