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王都へ辿り着いた俺たち

怪物エキドナを倒した俺とアイスの魔女セリーナと宮廷魔術師リコッチーはホテルに戻った……


それからしばらくして、全員が集まりホテルのレストランで昼ごはんを食べようということになった


昼ごはんを食べながらエルフの国の王女、ソラファが言った


「みんな聞いて! あのね……この先、何日で王都に着くか分からないけど、王都に着いたら、服装とかガーデンパーティーに行くための準備もあるでしょ……それに、日程を合わすのに宿屋より私のママの別荘に泊まる方がいいと思ったから私、さっきママの別荘を管理している者に電話をして、とりあえず使用人たちを集めてもらうように頼んでおいたんだけど、みんな私のママの別荘に来てくれるわよね?」


「えっ、エルフの国の女王の別荘? 行きたい!!!!」


みんなはすぐに賛成し、俺たちは王都にあるエルフの国の女王、ソラファママの別荘に行くことになり、午後からペガサス2頭立ての空飛ぶ魔法の馬車で王都へ向け出発したのだった……






俺たちは、それから数日後、ついにアーサー王国の王都、城郭都市アーサーシティの城壁まで辿り着いたのだった……


「すごい! すごすぎる!!!! 」


「圧巻ね!!!!」


俺たちは、その巨大な壁に感嘆の声を上げた


宮廷魔術師リコッチーによると、王都アーサーシティは直径20kmの円形の城郭都市で、周囲を魔物よけの城壁でぐるっと囲んでいるそうである


またその城壁の高さは20mもあり、城壁の上には、一定の間隔で美しいデザインの望楼ぼうろうが塔として、そそり立っている


もちろんその塔の上には、兵士が城壁の外を見張っており、その城壁の外側には川と繋がった大きな堀があり、東西南北にある4つの城門の前には、その堀を渡るための跳ね橋が備わっている


さらに、それぞれの城門から中央に向かって真っ直ぐに整備された道があり、王都の中央の丘陵にそびえ立つアーサー城まで繋がっている


そしてアーサー城を中心にその周りには貴族や騎士団の住居があり、その外側には一般市民が住んでいる


今、俺たちは南の城門から少し離れたところにいる……


とにかくその圧倒的な城壁の迫力に見入っていた俺たちだったが、南の城門へと徐々に近づいていった


南の城門の前には跳ね橋が下りていて馬車や人族、獣人などの列で、ごった返していた……どうやら検問らしい


俺たちも列に並び、宮廷魔術師リコッチーの王都への通行許可証のおかげでスムーズに検問を通過し王都の中へと入っていったのであった……



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