月の女神アルテミス決断する
月の女神アルテミスのロイヤルスイートルームから自分の部屋に戻った俺は何かモヤモヤして眠れなかった……
明け方近くになって、ようやくウトウトし少し眠れたようだ
しかしすぐ、けたたましい艦内放送が流れ俺は飛び起きた
「バカンスチームのメンバーは至急艦長室までお越しください」
俺は時計を見た……まだ朝の早い時間だった……
俺は急いで着替え艦長室に行くとすでにバカンスチームのメンバーは揃っていた
バカンスチームが揃ったのを見て、アイコディーナ王女は喋り始めたが、俺はアイコディーナ王女の話を聞きながら月の女神アルテミスを見ていた……
アルテミスも俺の視線に気づいたのか見返してきて、俺にそっと微笑んだ
(良かった、怒ってなさそうだ……)
俺はホッとしてアイコディーナ王女の言葉に集中した……
「さっそくですが、まず謝らないといけません……実は私のパパ……いえ、アーサー王様に、このアイコディーナ号で勝手に南方面に向かって飛行していることが露見してしまいました……アーサー王様は私に大変お怒りのご様子で、私に対して王都への帰還命令が出されました……残念です……私は宮廷魔術師リコッチーを連れて王都へ帰ります……あなた方はどうしますか?」
するとアイスの魔女セリーナが言った
「あの……もう南の大陸も近いようですし、私たちは私の魔法の馬車で南の大陸へ行ったらどうでしょう」
「そうですか、そうしてもらえると助かります」
アイコディーナ王女はそうセリーナに言ったあとアルテミスに言った
「アルテミス様はどう思われますか?」
「セリーナの言う通りにしましょう……私たちは何としてでもモモーナのためにコーチス王国に行かなくては……」
月の女神アルテミスがそう言ったことで、もう結論は出ていた
アーサー王国のプリンセス・アイコディーナはそこにいる全員の顔を見ると言った
「では、聖女モモーナのことをよろしくお願いします……あなた方に幸運を!!」
こうして俺たちは、アイコディーナ王女に別れを告げ、大型空浮艦アイコディーナ号を離れることとなったのであった……




