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アルテミス神殿の神官ユーカリス

俺とモモーナはアルテミス神殿へと続く長い階段を上っていった


上るにつれ、巨大で豪勢なアルテミス神殿の全貌が徐々に見えてきた


そして全てが見えた時、俺はその芸術とも言える美しい建造物に毎回、心揺さぶられ感動するのであった……


「いつ見ても圧倒されるわ……ルキもそう思うでしょ?」


「ああ……」


やはりその感動はモモーナも同じらしかった……






俺たちが巨大なアルテミス神殿を横切り、アルテミス宮殿へ向かおうとした時、アルテミス神殿から1人の女性が出て来た


「あっ、神官様だわ……」


モモーナが言ったその神官様という女性は、こちらに気づき近づいてきた


近づくにつれ、その女性がこの上もなく美しく上品で妖艶であることが分かった


「お久しぶりです、ルキさん」


「えっ、もしかしてユーカリスさんですか? 聖騎士パラディンの……どうしてここに?」


「はい、あの怪物クジラ退治の後、アルテミス様に誘われまして、今は聖騎士パラディンをやめ、女神アルテミス様にお仕えする神官となりました」


「そうなんですね……アルテミスは厳しのではないですか?」


「いえ、アルテミス様はお優しいです」


(えっ、アルテミスって俺だけに厳しいのかな……)


「では、私はこれで……」


「あっ、ユーカリスさん、さっき……えっと、ミーナ将軍に会ったんですけど」


「そうですか……彼女も今ではアーサー王国軍の将軍となり、アルテミス宮殿の警備隊長も兼任しているのですよ」


(えっ! ミーナが将軍って本当だったんだ……でもなぜこんな短期間で将軍まで出世出来たんだろう……どこかに強力なコネでもあるのかな……)






その後、俺とモモーナは、神官ユーカリスと別れるとアルテミス宮殿に向かって歩き出したのであった……


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