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人狼学園  作者: 天草メイ
1日目
2/39

第1夜 〜ゲーム開始〜


「本日の最終下校は、18:30です。戸締りをして下校しましょう」


18時25分、最終下校時刻を告げる放送が流れる。部活も終わり、生徒たちは家路につく。


できることなら私たちも帰りたい。それでも私たちは、S組教室で、ゲーム開始時刻を待った。


18:29:55、56、…____18:30:00。





「ほ、ほら、何も起こらねえじゃん!やっぱり誰かの悪戯だったんだよ!」


「なんだよレオ、お前が一番怖がってたくせに」


「ん、んなわけ…」




「コレカラ人狼ゲームヲ始メル」




レオの声を遮るように、変声器を通したような声で放送が鳴った。


「びっくりした……」


「マジかこれ……」


「役職決メヲ行ウ。全員教室外ニアルタブレットヲ持ッテ座レ」


また放送が鳴った。


「タブレットなんかあるのか?」


とりあえず私たちは教室の外に出た。




「本当に置いてある……!いつの間に……」


真っ暗な廊下には、12台のタブレットが置いてあり、それぞれに私たちの名前が書いてあった。


そして私たちは教室に戻って、タブレットを操作した。



____ルナさんですか?____



タブレットを点けると、本人確認画面が出てくる。「はい」を押して、次の画面に進む。



____カードを引いてください___



指示の通り「カード」を引くと、それぞれの役職が書いてあった。


「さあ、役職も決まったところでゲーム開始だな」



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