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俺、異世界で自作ダンジョン目指します!  作者: ITSUKI
あっちでもこっちでも事件
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第51話:招かれざる客(4)

 こうして、このダンジョンのラスボスが決定したわけだけど……。


 俺の言葉は盗賊の親分の意表をつくことには成功したようだ。

 周りでぐるぐるしている剛石雨も一役買っているのだろう。

 だが、それも束の間――親分はすぐに我に返り、再び蔑むような笑みを向ける。


「ほう、おもしれえなぁ。おめえさんのその発想、嫌いじゃないぜぇ。

 こんな出会いじゃなけりゃ、いろいろ話を聞きたいくらいだ」


 座ったまま目を細めて、身体をゆする。


「だが、そうやって力で追い出そうとしても、

 わしらだって『はいそうですか』と簡単に出ていくわけにはいかねえなぁ。

 こんなダンジョンを作るくらいだ。おめえさん、探索者かなんかなんだろう?

 大方、魔物退治で能力が上がって強気になっているんだろうが……」


 そう言って鋭い目つきで俺を睨む。

 たったそれだけで部屋の中に緊迫した空気が流れる。

 くぐり抜けた修羅場の数がそうさせるのか。


 その雰囲気に気圧されまいと気を張っていると、

 いきなり親分が「どんっ!」と拳を地面に叩き付けて怒声を上げる。


「甘く見てもらっちゃあ困るぜ!」


 同時に、俺の死角になる位置、

 左右にいた盗賊が、手に持っていたこぶし大の何かを投げつけてきた。


 結局、ここまでの親分の会話と振る舞いは、

 こちらの注意を引き付けるための芝居でしかなかったのだが、

 俺はそれに惑わされたりはしなかった。そのくらいの経験は積んでいる。


 剛石雨を浮かべるのと同時に、スキル【空間把握レベル2】で、

 この部屋にある人物や物体の位置と動きを把握していたのだ。


 だが、そこまでも盗賊たちの想定の範囲内だったようだ。


 俺は飛来するその物体を、

 周囲に巡らした剛石雨で弾き返そうとしたのだが――


 それは手で握れる程の大きさをした袋だった。

 剛石雨に弾かれた袋はあっさりと破れ、衝撃で中に入っていた粉末が飛散する。

 飛んできた勢いそのままに、俺のいる方に向かって。


 その粉の正体を理解するのに時間はかからなかった。

 状況から考えて毒に違いないと予想もしていた。

 それを証明するかのように身体に痛みが走る。耐えられずに膝をつく。


 ――やはり毒か……。


 肌に触れただけで意識を失いそうな苦痛を与える毒。

 ドラワテで出会ったラスボス――巨大モグラが放った毒ガスに匹敵する。


「やりましたぜ、親分!」


 右にいた下っ端の盗賊が得意げに声を上げる。

 これだけの毒を持つ粉末ならば、

 彼らも少しは被害に遭いそうなものだが、その様子が全くない。

 となると……盗賊たちは、この毒に対しての対策は万全のようだ。


 ――それは当然か。


 地面に手をついた俺の姿に、

 盗賊の親分は憐れみにも似た視線を向けて、冷たく言い放つ。


「バカが……。わしらは探索者の相手なんぞ何度もしている。

 ちょっとばかり強くなって、つけあがった探索者なんざ、こんなもんだ」


 気がかりだったナナミたちは通路から動いていない。

 以前ならば、俺がピンチだと思って飛び込んでくるところだったけれど、

 今日に限ってその場から動いていない。それは俺にとって幸運だった。


 ナナミですらこの毒の前にはお手上げだろう。

 ハヤトやアンヌさんのように戦闘経験が豊富ならば、

 事前に察知して華麗に回避するような気もするけれど。


「おめえさんが相手にしているのは頭の悪い魔物じゃあねえ。

 なんの対策もしてないはずがねえじゃねぇか。

 そんなことも思いつかねえとは、やはりただのバカだったか」


 盗賊の親分が言っていることは正しい。


 ちょっと能力が上がってつけあがった探索者、

 まったくもって俺のことなのだけれど――

 その程度ならば、この毒で良くて意識不明の重体、悪くてあの世行きだ。


 探索者は、ここにいる盗賊たちよりも強い魔物を相手にする。

 だがそれは、先人たちの知識という事前の情報があるからだ、

 魔物たちはほとんど知能を持たないし、新しい戦法も編み出さない。

 さらに探索には同行する仲間もいる。だからこそ探索者は強力な魔物と戦える。


 しかし、ここにいる盗賊たちは、作戦を考えて、指揮に従って行動する集団。

 彼らを相手にするには、

 魔物と戦うのと比べ、全てにおいて別と考えなければならなかったのだ。


 それを軽く考えていた俺は馬鹿と呼ばれても仕方がない。


 だけど俺はこのダンジョンのラスボス。

 この程度で負けるわけにはいかない、負けるつもりもない。

 すでにスキル【毒耐性】が身体から毒を消し去っていた。

 剛石雨を周囲に巡らしている中、ゆっくりと立ち上がる。


「なんだ、これで終わりか。

 俺が倒れている間に攻撃をしてくるかと思ったが……随分と余裕だな」


 ちょっと負け惜しみで、大口を叩いてみた。

 だってラスボスだもの。


「なにぃっ!」

「なんで立ち上がれるんだっ!?」

「この毒が効かないなんて人間じゃねえのか!?」


 平然と立ち上がった俺を見て、まわりの下っ端たちがわめいている。

 盗賊の親分でさえ、腰を浮かせて驚愕の表情を浮かべている。


 この毒攻撃には相当の自信があったのだろう。


 並の探索者では耐えられない程の強い毒――

 にもかかわらず、自分たちはその効果から逃れる方法がある。


 通常の人間よりも高い能力に、スキルや魔法を持つ探索者――

 この毒攻撃は、そういった者たちへの攻撃方法としては最適だ。


 仮に解毒されそうになっても、

 それこそ弱っているところを集団の力で阻止すればいい。

 いや……、もしかすると普通の毒消しでは癒せないのかもしれない。

 彼らの驚きからして、その可能性も十分に考えられる。


 そして、盗賊たちの自信を裏付けているのが、

 命を奪うほどの毒――

 それに対抗できるスキルを持つ人間など存在しえないという常識。


 魔物ならば、生まれた時から完全な毒耐性を持っているのも頷けるが……、

 人間ではそうはいかない。


 なぜなら――

 探索者といえども、それほどの【毒耐性】を手にするには、

 その起因として、命を失うほどの毒を受けるという経験が必要だからだ。

 それはありえない。生きているのなら、もうそれは人間ではない。

 俺のような存在を除いて……だけど。


 リリスも言っていた――

 この【毒耐性】を含めた俺のスキルは人間離れをしていると。


 だからこそ盗賊たちにとって、

 俺が立ち上がったのは全く想定外だったはずだ。


 だが……さすが盗賊の親分、三十人の荒くれをまとめる立場だけはある。

 すぐに我に返り、下っ端たちの動揺を抑えるために怒声を上げる。


「うろたえるなっ! 毒が効かないのは何か仕掛けがあるに違いねえ。

 それならそれでやりようはある。見ろ、こいつはただの土魔法使いじゃねえか。

 魔法使いは直接攻撃されたら弱いってのが常識だ。

 ひとりだけの魔法使いなんざ、まとめてかかって袋叩きにしちまえばいい!」


 戦いに慣れている盗賊たちは立ち直りも早かった。

 親分の言葉で戸惑いながらもそれぞれの武器を手に俺の周りを囲む。

 しかし俺だって負けていられない。


「お前たちは……ダンジョンのラスボスに挑戦する力を持っているのか?」


 威圧するように低い声で告げる。


 それは普段の俺からは全く考えられない言葉と態度だった。

 自分の中の自分じゃない存在――

 ラスボスの魂ともいうべき存在がそうさせていた。


 ――それは冗談だけど。


 結果として――

 この台詞に気圧されて、盗賊の下っ端の動きが止まったから良しとする。

 ちょろちょろ動かれてはこれからの戦闘に邪魔だ。

 手元が狂って、外の見張りみたいにギリギリになられても困る。


 ということで――

 いろいろと大義名分もできたことだし、

 このまま勢いに任せてラスボスとしての責務を果たそう。


「俺の本当の力を見せてやろう」


 ――やはり口調が、いつもの俺らしくないなあ。


 冗談でなく、ダンジョン愛からラスボス魂が生まれて、

 おかしなテンションになってしまっているようだ。


 それは自覚したけれど、

 止められない――止める理由も見つからない。


「では……粛清を開始する」


 なんだか怖い言い回しをしてしまった。


 だがこれが……ラスボス魂。


 その台詞に合わせて、剛石雨を下っ端たちの足元に向けて放つ。

 もちろん脅しだけ。足止めとして誰にも当たらないように使う。

 数百の石飛礫が「ドドドドドッ!」と音を立て、土煙とともに地面にめり込む。


 いくら俺の容姿がちょっと迫力に欠けると言っても、

 ここまですれば、ほぼ全ての盗賊が恐怖で足がすくみ、動けなくなっていた。

 

 まだ俺に挑む気力が残っているのは、部屋の中央にいた二人だけ。


 一人は盗賊の親分。ナナミの見立てでは、盗賊の中で二番目の強さ。

 傍らの大剣を手にして立ち上がり、尻込みしている下っ端たちを怒鳴りつける。


「おめえら、ビビってんじゃねえ! 小石を飛ばすだけの魔法じゃねえか!

 わしの部下共がこんなに情けねえとは知らなかったぜ。

 あとで教育しなおしてやる!」


 そしてもう一人、ナナミが一番強いと評した背の高い男。

 親分を庇うように前に出て、無言で槍を構える。


「おぉ、おめえがいれば心配いらねえか。へっへっへっ」


 やはり親分もこの男の実力には期待しているようだ。

 余裕を取り戻した親分が軽く笑いながら、槍を持つ男の実力を褒める。


「この男はDランクくらいの探索者なら軽く相手にできる実力がある。

 おめえみてえな、魔法を覚えたての駆け出し探索者くらい、ひとひねりだ」


「オレガ、ヤル」


 翻訳指輪が男の言葉を片言に訳す。

 俺は無手でその男に対峙する。

 無限ドリルはナナミが持っている道具袋の中だ。


 この男、俺の見立てでも、表にいた見張りと比べてその実力は段違いだった。

 しかし、それがわかってしまうのは俺が強くなっている証拠。

 さらにここはダンジョンの中――【地中適応】は全開。


「なかなかやるようだな……全力で来るがいい」

「タカガ魔法使イノ分際デ、偉ソウダナ」


 何かに憑かれたようなラスボスっぽい俺の台詞。

 それを男は軽く聞き流して、槍の穂先をこちらの視線に合わせて突進してくる。


 俺もスキル【槍術】を持っているからわかる。

 その構えは、槍の長さを見極めさせないため。間合いを読ませないため。


 そして男の動きから、おそらく彼の【槍術】は俺より上。

 俺が【槍術レベル1】ならば、男は【槍術レベル3】であってもおかしくない。

 槍の扱いは格段に上だった。


 しかし――


 ステータスが違い過ぎる。

 スキル【地中適応】がその差を大きく広げている。

 男の突進を遅く感じる俺がいる。


 綺麗に伸びてくる槍の穂先を軽くかわし、男の左前に移動。

 左の手刀で槍の刃を側面から叩く。

 槍の質は上等だったようで、しなりながらも折れずに軌道を逸れていく。


 間髪入れずに、俺の右手ががら空きの男の胴体に刺さる。

 男が驚愕の表情を浮かべる。その顔がゆっくりと歪んでいく。


「ソンナ……バカナッ!」


 打撃の瞬間、男の服の下に防具の感触、それも含めて俺は力を加減する。

 やり過ぎないように、かといって立ち上がれないくらいに。

 男の身体を吹き飛ばす力を拳に加える。

 ラスボスっぽい一言を添えて。


「思い違いだったか……お前は弱すぎだ」


 たったの一撃。


 男は「グブッ!」とくぐもった声を上げて宙を舞い、

 腰が引けている下っ端たちの間、部屋の壁際に音を立てて叩き付けられる。


 ――どうかな……大丈夫かな、生きてるかな。


 心の中で心配しながら見ていると、

 男は自由のきかない身体で立ち上がろうとする。

 そこまでされても決して手放さなかった槍を支えにして。


 ――どうやら手加減成功。あとでナナミに褒めてもらおう。


 なんて考えてながらも俺は身体を動かしていた。

 次の標的はもうひとり戦意を失っていなかった相手――盗賊の親分。

 槍男が一撃で倒されたのを知り、呆然としている。


 その隙を狙って接近、正面に立つ。


「おめえは……ばけもんか!?」


 毒は効かず、魔法も使い、盗賊一の実力者を素手で倒せる。

 ダンジョンのラスボスならできて当たり前。


 ――褒め言葉としてとっておこう。


 親分が右手に持っている武器――大剣を手刀で叩き落とす。

 それから表情を消して告げる、やっぱりラスボスっぽく。


「俺に挑戦するには……早すぎたようだな」


 俺の台詞を理解したのを見計らって、腹に一撃。

 槍男の隣まで苦悶の表情で飛んでもらう。


 あともうひとつ。


 再び剛石雨を浮かせて、誰にも当たらないように石飛礫の雨を降らす。

 爆音と土煙がラスボス戦の最後を飾る。

 視界が晴れた時には、戦意を失った盗賊たちが全員、尻餅をついて震えていた。


 ――これで威厳は保てたよね。


 自分の中のラスボススイッチが入ったせいか、

 絶対的な強者として、盗賊たちの心を打ちのめしたかったのだ。


「お前たちは自分たちを探索者と言った。

 この戦いに負けたらどうなるか覚悟の上だったと受け取ろう。

 だが、命だけは助けてやる。代わりにお前たちの持ち物は全て没収だ。

 それが――このダンジョンのルールだ」


 勢いでルールを決めてしまった。

 魔物部屋で縛られて放置されている商人。

 彼のことを思い出して、奪われた物を取り戻してあげたかったから。


 俺の宣言に、盗賊の親分と一番の使い手の男は、

 まだこちらを睨み付ける気力は残っていたが、それも負け惜しみでしかない。

 他の下っ端たちは逆らうことを諦めて、黙ってうなだれていた。



 ◇ ◆ ◇



「はーい、じゃあ一件落着だねっ!」


 そこに響いた明るい声はアンヌさんだった。


 振り向くと部屋の入り口に、ナナミとクレアの他に、

 アンヌさんとリリス、そしてグレッチさんとダクートさんまで立っていた。

 いつからかわからないけど、いまのラスボス戦を見られていたらしい。


「やっぱりこんな奴ら、ユウキの敵じゃなかったデス。

 ダンジョンのラスボス役も似合ってたデス。

 でも、もうちょっと脅かしてやっても良かったと思うデス」


 満面の笑みを浮かべているナナミ。

 隣りでアンヌさんが小首を可愛らしくかしげる。

 なんかわざとらしいんですけど。


「えっ? ユウキ君、

 さっきのカッコつけてたのって、ダンジョンのラスボスをやってたのかい?」


 ――アンヌさん、その『カッコつけてた』って表現、やめてください……。


「アンヌ、そういう言い方はおやめなさい。

 ユウキ様、ちゃんとラスボスっぽかったですわ」


 ――リリス……アンヌさんを諭してくれたのはいいけど、ほめるのもやめて。


「戦っているところみせてもらったけど……やっぱユウキって強いんだな」

「だよな……素手であれだけやれるんだからな」


 ――グレッチさんとダクートさんにまで見られてしまった。


 ここは話題を変えねば――と、

 戦いの最中に気になっていたことをナナミに尋ねる。


「ナナミ、戦いに出て来なかったけど、何かあったのかい」


 ナナミがこくんと頷く。

 

「ユウキが『オレがラスボスだぁ』って、

 なんか『お前らみたいなザコはひとりで倒すぜ』って感じだったんで、

 黙って見てたデス。カッコいいとこ、見せてもらってたデス」


 クレアもナナミの上でコクコクと首を縦に振っている。


 確かにあの場に出て来られたら、

 毒を受けてマズいことになっていたかもしれない。

 だから、それはそれでいいんだけど……そんなふうに言ったかなぁ。


 アンヌさんがニヤニヤ笑って一言。


「ハヤトが知ったら悔しがるだろうな」


 それはどういう意味だろう。


 一方で、

 いきなり変わったこの場の雰囲気に、盗賊たちは呆気にとられた顔をしている。


 ――これが本来の空気なんだけれどね。


 でも、良かった。これからどうするか、みんなと相談して決めよう。

 盗賊たちとか、彼らの荷物とか、怪我をしている商人さんとか。


 ということで――

 俺のダンジョン最初のラスボス戦(ラスボスは俺)は、

 探索者三十名を返り討ちにして、無事終了したのだった。


 ちなみに、この事件が落ち着いたあとの話。


 盗賊に対してラスボスと名乗ったことを自嘲気味に、

「ダンジョンのことになると、つい我を忘れてしまうんだよな」と、

 そうハヤトに伝えたら、素の表情で一言答えが返ってきた。


「知ってた」



 第51話、お読みいただき有り難うございます。


 次回は――盗賊団襲来事件の後始末。そして新たな事件の予感……です。

 ナナミの故郷がどうなったのかの話が始まります。


 それで――

 たびたびすみませんが、次週の更新はお休みさせていただきます。


 従いまして、次回更新は10月27日の予定になります。

 よろしくお願いいたします。


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