21話 チュートリアル
チュートリアル。
英語で言えばtutorial。意味は家庭教師。
カタカナ語での意味は使用説明書。
また、クエストは依頼という意味を持つ。
つまり、これはこのゲームを進行する説明をする依頼、っと言う訳だが・・・・。
「そんなものあったのかよ!?」
なんか、ゲーム時代にピカピカと光る矢印とか見たことはあるんだが、無視してプレイしていた。それがゲームを進行するための前準備だったとは・・・・。って、じゃあ私がした苦労は説明なしにゲームを進行しようとしたからか?!完全に無駄だろう?!
私は今、自室に戻ってこのクエスト完了の補償をもらってからその意味について考えていた。補償は1000ゴルドと経験地300。結構レベルが上がっているためレベルアップはしてないが、ゴーレムを狩ったことと狼、熊を狩ったためか30だったレベルが37までアップしていた。ゲーム時代の時にレベルアップのアラムを消していたんだから気づかなかったようだ。他のゲームではアルと聞いたレベルアップ時のMP回復やHP回復はこのゲームではなかったんだからな。
「それにしても、私ってゲームの知識本当に足りないな・・・。」
ゲーム自体がこれが初めてだし仕方が無いとは思うんだけど・・・・。多分、普通の人ならこのくらいの知識が事前に持っていたんだろう。それが私には無い。つまり、他の人たちより私のほうがこの世界で生き残る可能性がすくない、と言うことだよなー。一応知っていることを確かめておこうか。ダンジョン内ではすぐ使いそうなものしか確認していなかったんだから。
「スキル!」
別に音をだして叫ぶ必要が無いとは知っていても、つい声に出してしまうんだよな。まあ、気合も必要だし。
予想通りスキル一覧が開いた。
スキル一覧
アイスボルト D 昇格可能
ライトニングボルト L 昇格可能
ファイアボルト L 昇格可能
合体魔法 M 昇格可能
ボルトマスタリ K 昇格可能
マジックウェポンマスタリ N
メディテイション ランクなし
インスタントスペル M
残りSP 10
スキルはSからNまでがいて、一段階あげるのと習得に1SPが必要だ。だからと言って、SPだけあればスキルをあげられるのではなく、一定値以上の熟練値が必要となる。熟練値はスキルを使うたびに入ってくるが高い等級ほど必要とされる熟練値が多い。また、それとは別にランクが存在しないスキルも存在し、それらは習得時以外にSPは必要とされない。が、等級をあげることができないから、スキルの効果をあげることもできない。私のメディテイションスキルがそれにあたる。
「うむ。スキル一覧はちゃんと作動するな。」
次は、ステータスにするか。
名前 シルロッツ
性別 女
HP 150
MP 500
筋力 30
素早さ 30
知能 103
知恵 50
称号 賢者の卵
うん、ちょっと数値は上がったけど、変な所はな・・・・・
あるな。
何だ?!知恵って?!そんなもの元は無かったんだろう!?それに何だ称号の『賢者の卵』は!?
私の称号は『駆け出し冒険者』だったはずなんだが!?
・・・これは後で調べる必要があるな。
それ以外にもペット、ギルド、パーティー機能を確認したが、パーティー以外にちゃんと作動するものはなかった。




