ゆるキャラ?
挿絵機能をONにしたらよくわかります。
かえる「えー。テステス。あれ? 聞こえてない? おっかしーなぁ。おーい。くまさーん。ねぇねぇ、マイク入ってる? マイク入ってますかー?」
くま「入ってるよ……。ばっちり入ってるよ……」
かえる「マジで!?」
くま「マジだよ……。ちょっとさぁ、挿絵機能が楽しくなってきたからって、わざわざこんなことしなくてもよくない? 恥かくだけだと思うんだけど……」
かえる「そんなことないさっ。ボクたちの適当感まるだしなフォルムを見て、きっと楽しく笑ってくれてるはずさっ。というわけで、自己紹介をしよう! ボクはかえる。作者が自分のゆるキャラ欲しさに1分もかからず書き上げてしまった悲しきかえるさっ」
くま「僕の名前はくま。僕も30秒ぐらいで作られた哀れなゆるキャラもどきだよ。……なんか自分で紹介してて恥ずかしくなってきたんだけど、かえるさん。名前なんて、なんのひねりもないじゃないか。かえるとくまって。かえるとくまって……」
かえる「いいじゃないか。だってボクたち、もうこれで出番終わりなんだから。今回は作者が楽しければそれでいいみたいだよ。というわけで、くまさん、お疲れ様ー。ビールは? ビールはどこ? 冷蔵庫から取り出すのじゃっ。ボクはアサヒのスーパードライを所望するッ。ついでにマルボロもくまさんの近くにあるから取って欲しいな!」
くま「打ち上げしちゃうんだ……。もう少しさぁ、ゆるキャラとして……、あ、ごめん、ごめん。怒らなくてもいいじゃん。そんなにスーパードライとマルボロいるの? でもなぁ、僕はのどごし生がいいんだよなぁ。あっ、ライターある? 今ちょっと手元になくて……、じゃなくてッ!」
くま「じゃないよね。そうじゃないよね。えっ。うそ。本当に終わっちゃうの!? ねぇ、ねぇ! かえるさん!」
かえる「終わっちゃいまーす。んじゃね、ばいば~い」
くま「ちょっ! それは、ねぇ? ヤバイって! もう少しッ……」(幕切れ)