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悪神編 1
我は禍津神。
ほんの数か月前、封ぜられていた神社から、子らの力を借りてこの世に再び顕現した神。
と、格好をつけてみたものの、この時代には、やはり時代なりの法度がある。
まずは、そのことを学ばなければならない。
周囲の人間の話を聞くと、しばらくは戻っていなかったこともあり、なかなかに理解しがたい言語を使っておる。
少なからず問題はあろうが、それは、いわゆる“萌”ということで丸く収まるようだ。
のじゃろりだとか、よくわからぬが、ここはあえて乗っからせてもらうのが最も宜しい方法であろう。
来たのは図書館なる施設。
ここでは、書籍を読むことができるようで、それもタダのようだ。
見た目を少女、おおよそ12歳程度にする。
わずかに大人びて見える風貌は、もはや“もでる”といっても良いだろう。
少し、邪魔をさせてもらうことにしよう。




