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龍乃牙編 3
1年間なんてアッという間だった。
どうにかギリギリであったが合格を勝とった私は、手野大学教育学部へと通うこととなった。
学科は志望通りの教員学科高校専攻だ。
そこでは、高校の教員免許状を取るための勉強をする。
科目は国語だ。
昔から古典が好きだったから、自然とそっちに向かうようになったのだろう。
大学では友達もできた。
ただ、私がどこから通っているかについては、一応実家からということにしている。
総指揮官からも、そのように言うようにというお達しがあったからだ。
大学に通い始めてから半年ほど過ぎた頃。
私は、1人の幽霊に出会った。




