表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の計画  作者: 尚文産商堂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

58/164

神父と悪魔編 19

部屋はツインだった。

「気を回してくれたのか……?」

思わず私は声に出していた。

「んなことはないだろ。どうせ、金の節約だよ」

悪魔がそう言いつつ、ベランダ側のベッドに飛び込む。

「こらこら、何をしているんだ」

「こんなふかふかの物を見たら、そりゃ、飛び込みたくなるだろ。当然のことさ」

悪魔は平然と言っているが、私はそんなことはない。

荷物はボーイが部屋の中まで運んでくれ、チップを渡そうと思ったら断られてしまった。

「この国は、チップはいらないんだよ」

「そうなのか」

「ああ、この本に書いてある」

いつの間にかったのか、旅行書を寝ころびながら読んでいた。

「それで、目的の物はどこにあるんだろうな」

「さて……」

少なくともここまで来れた。

だが、これからのことは、私たちには手掛かりがなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ