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ガムゼッタ教編 8
「実に簡単なことだったよ」
信徒代表に、ガムゼッタ候はなぞ解きを披露する。
「この本には、たびたび“神”という単語が現れる。それは、神が天上天下全てに普遍的に存在していることを証すために必要な事柄である。だが、その現れ方が、ある数字と向きがかならず繋がっていることに気づいたのだよ」
「その数字と向きを組み合わせれば……」
信徒代表の言葉に、ガムゼッタ候はうなづく。
「黄泉の天使は、そこにおられる。おそらくは、誰にも気づかれずに、数千年間居続けたのであろう」
「いかがいたしますか」
信徒代表が聞いた。
「私自らが行く必要があると、この本は記している。そのため、私が行かなければならないだろう」
ガムゼッタ候は立ち上がった。
「いざ、黄泉の天使の元へ!」




