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冠編 12
「台座は金と銀、そして宝石は7種類です。それぞれの色は……」
と、そこですこし考える。
確か光を集めてそれぞれが輝くように、ということだったはずだ。
「赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、紫色でしたね」
「……素晴らしい。さすがにここまで来られる方だ、勉強もよくよくなされている」
嬉しそうに博士が俺に微笑みかけてくる。
「ではその宝石は?」
さらに追試が来るとは思ってもみなかったが、俺はわずかに残った知恵をフル動員して答えを導きだしていく。
「ルビー、カーネリアン、コハク、ペリドット、サファイア、ラピスラズリ、アメシストの7つです」
「まさに君のような人を待っていましたよ」
博士の笑顔を見て、どうやら俺は博士の口頭試問に合格したようだ。




