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絶望の果て  作者: 馨
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66話 懇親会


「どう言うわけか死んでも復活しちゃうんだけど、その辺何か言ってなかった。」

これ不思議なんだよなあ。ヌルゲーってレベルじゃねえぞ!


皆が顔を見合わせる。何か知っているのか。

モロクに聞いてみる。

「この世界に召喚された者は再生の術式が施され何度でも復活出来るようです。」

再生術式か。


「それならおかしくない?アタシ狙っても意味ないじゃん。何度でも復活するよ。ゾンビみたいに・・・って誰がゾンビだよ!」

シーン・・・

うわあああああああああああ!

落ち着けー深呼吸だ。すうー、はあー。


「はい、その事なのですが、本来フェリドとの戦いで術式は解除されるはずだったのですが、神?が解除を忘れていたようで再生されたのです。」

へー、じゃあ死んでてもおかしくなかったんだな。

そのマヌケな神に感謝だな。


「と言う事は?今は?」


「解除されているため、死んだら死にます。」

YES!いいね!そうでないとつまらないからな!


「魔物とか魔族は?死んで一定時間経つと復活するみたいだけど?」


「アルル様と同じく現在は再生出来ません。」

そっかー。それは微妙だな。


「それでアタシ倒そうとノコノコやってきたたって訳か。残念だったねヤレなくて。ニヤニヤ」

いじってやる。


「格の違いを思い知らされました。私の術式は魔王でさえ倒せた為勘違いしてしまったのです。」

えっ、魔王倒されたの?


「魔王ってモロクが倒しちゃったの?じゃあ今の魔王はモロク?」

ぐにゃああ。部屋の空間が歪んだ?と錯覚するくらいの魔力の高まり。コイツをヤレばアタシが魔王?どうする?


「ち、ちょっとアルル様!お待ち下さい!まだ魔王は生きています!」

え、そうなの?


「9505層 の我らの拠点にて拘置しております。」

ここが確か8296う層だから大分先だな。


「ちょっと会いたいから連れてってよ。」

コイツらテレポで来たんでしょ?サクッと会いに行こう。


「それは無理です。」


「あん?何で?」


「アルル様は先の階層には転移出来ませんよね?1度も行ったことの無い階層には転移出来ないのです。」

それよ、今いる階層までなら飛び放題だけど先には行けない。

「1度、ちょっと先の方にアタシ連れて飛んで見てよ。意外と行けそうな気がする。」

まあ物は試しってね。


「・・・分かりました。行きますよ。転移。」


ズガアアアアアアアン!

何だ、空の壁に当たったぞ!?

とんでもない衝撃。モロクは問題なくテレポ出来たようだ。くそう。

眼下にある別荘に降りる。

ドアを開けると臣下の礼をするモロクたち。

えっ、何してんの?恥ずかしいわ!やめて!


「ゴホン、で、そのベリアルは何が目的でこんなことしてんの?」

ディスペアの王にでもなりたいんか?


「ディスペアに真の絶望を与えると言っておりました。」

ふうん、何か恨みでもあるのかな?小物臭しかしないが・・・。


聞きたい事はこんなとこかな。

やっぱり魔王が気がかりだなあ。


あっ!アタシ閃いちゃったかも!

「逆にモロクが魔王連れてきてよ。これならイけるでしょ?」


「・・・可能ではありますが、警備が厳重なので連れ出せるかどうか・・・。」


「えっ、モロクって雑魚なの?」

ぷっ!

誰だ?今吹いたの。

モロクが殺気を漂わせ部下を睨む。

コイツ意外と苦労してるのかもな。


「ごめん、言い方悪かったわ。でもお前の力じゃ無理か。OK諦めよう。」

雑魚に無理はさせられない。


「アルル様!私にお任せ下さい!必ずや魔王を連れて参ります!」

モロクが急にヤル気になったぞ。まあ、それなら頼むか。


「そうか、ではこの件はモロクに任せよう。戦果を期待しているぞ。」


「ハッ!」


さて、ここで新たに出来た部下を確認しよう。


【鑑定】


序列1位

名前 モロク・ハイム

種族 人間 

年齢 36歳

能力 フォーリング・ダウン(魔力消失)

坊主頭に髭モジャのリーダー格、戦闘力は差程高くはなさそう。


序列2位

名前 シーダ・レイデン

種族 人間

年齢 32歳

能力 グラビティ・ゼロ(重力操作)

ブロンドの短髪、鋭い意地の悪そうな目つき。いいね!戦闘力はモロク程度。


序列3位

名前 ガイウス

種族 獣人(狼)

年齢 38歳

能力 ロンリー・ウルフ(狼化)

頭に耳、黒髪長髪に髭。渋いおじ様だが死に際の取り乱しようときたら・・・。


序列4位

名前 ノエル・ベイカー

種族 人間

年齢 14歳

能力 ケーブル・タイ(束縛する者)

銀髪長髪の少女。フードローブを被っている。子供じゃないか。アタシもだけど。


序列5位

名前 イアン・バニスター

種族 ハーフドワーフ

年齢 25歳

能力 ドゥー・イット・ユアセルフ(武具生成)

坊主頭にライン、顎髭、褐色の肌。2メートルはある巨漢。武器作ってよ。可愛いやつ。


序列6位

名前 ジャック

種族 人間

年齢 26歳

能力 ジャック・ザ・リッパー(切り裂く者)

短髪、白髪。病んだ目つき。リリムに負けるようじゃアタシの配下は務まらないぞ?


序列7位

名前 レティシア・ナイトレイ

種族 ハーフエルフ

年齢 23歳

能力 オンリー・ユー(愛の狩人)

ブロンドの髪を後ろにまとめて、お団子にしている。スタイルの良い女性だ。モテるだろうねえ。


序列8位

名前 ディック・ロス

種族 ハーフオーク

年齢 50歳

能力 フルメタル・ジャケット(意識改変)

禿げた頭のおじさんだ。何だろう。身の危険を感じる。


序列9位

名前 ティガー

種族 獣人(虎)

年齢 19歳

能力 パンツァー・フォー(戦車前進)

服を着た虎だ。戦闘力だけならお前がナンバーワンだ!てか、モフモフじゃねえか!さわらせろよ!少しくらいいいだろ!


序列10位

名前 ダニエル・グレゴリー

種族 人間

年齢 17歳

能力 クレイジー・クラウン(道化してるぜ)

茶髪の青年。いじられキャラ。リリムたちに敗北。


序列はモロクが勝手に付けてるだけだ。


「みんなの事は大体分かったピョン。ではレクリエーションを始めるピョン!」

ざわめきが起きる。


「って、言ってもアタシが楽しむだけだから皆はそのまま楽にしていていいピョン。」


ではまず、

「この、序列ってやつだけど納得していない人は挙手するピョン。」

誰も手を挙げない。当然か。

だがアタシのディメンションに看破出来ぬもの無し!


ぷぷっ!

やっべ笑いそうになっちゃったよ。

モロク意外みんな納得してないぞ!ダメだ、このチーム。早く何とかしないと。


「次の質問だピョン。アタシの事をなめてる人は手を挙げて。」

もちろん誰も挙手しないが、

ティガーとダニエルか。相手の強さを測れないようでは生き残れないぞ。


「次の質問だピョン。レティシアの事が好きな人は手をあげてピョン」


「ちょっと!あなた何を言ってるの?」

レティシアが動揺している。かわいいじゃないか。

ノエルとイアンは手を挙げている。

実際はシーダ以外は好きなようだ。


「レティシアを抱きたいひとー!」

モロクが一瞬挙げそうになって引っ込めたぞ。・・・コイツ。

誰も手をあげない。レティシアは真っ赤になっている。

でも、実際はノエルとティガー以外は狙っていると。

いい女だから仕方ないか。


「ティガーの毛をワシャワシャしたいひとー。」

アタシだ。


「何だそれ?俺の毛なんて触ってどうすんだ?」

ティガーが不思議そうに言う。

ノエル、レティシア、ダニエルが、おずおずと手をあげる。

実際は全員触りたいんだな。

やっと、みんなの心が1つになったよ。


「次、アタシと戦いたい人!」

ティガーとダニエルが手を上げる。

これは一致か。

今度ヤってやるよ。ふふ。


「じゃあ、次ね。仲間になった振りして後で裏切ろうって人!」

誰も手を上げないが、シーダ、ジャック、レティシア、ディック、ティガー、ダニエル、それに・・・モロクか。悲しいなあ。これはちょっと教育が必要かな?


「最後ね。お風呂入りたい人は手を挙げるピョン!」

全員の手が挙がる。2度目の一致キター!

それでは行ってみよう!


癒しの湯へ、テレポ!

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