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神の力
「俺、神になったんだ...」
ライが初めて俺に見せた顔だった、目は凛々しく、口は開いておらず、少し眉間にシワを寄せた表情だった
「フッ....フフッ...ファハハハハハ‼︎‼︎お前一体どうしたんだよ!厨二病かよ!」
「お前信じてないだろ?分かった証拠見せてやるよ、ちょっと下がってろ」
真剣な表情で俺に言った
「んじゃ見てろよ?」
「ハァァァァァァァ!!」
すると、ライの手から一本の剣が現れた、その剣は銀色に光り輝き太陽の光を受けて美しく輝いている、どう見ても本物の剣だ。
「え?....は?...えっと....スゲーーー‼︎‼︎」
「本当になったのか?いや、手品か何かじゃないのか?でもそんなはずないよなそもそも剣持ってたら捕まるし。」
「どうだ?信じたか?」
自分で自問自答しているうちにライが、得意そうに言った
「えっとさ...ジン..」
急に小さな声でライが言ってきた
「これを見ちゃったらお前は俺が行ってる学園に入学しなきゃいけない、もしも入らなかったらこの記憶は全て消されることになっちまう、まぁ一晩考えてくれ今日はもう帰ろうぜ」
「お、おう」