表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【プロットタイプ】何故か買い替えの時期

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

日傘の寿命って、最高でも二年らしいです。

そして今年がその二年です( ຶ- ຶ)

なんなんだろ。本当に。

助けて、餅リンダ。

「ねぇ瑠衣たん。今年って巳年だよね」

「そうだな」

ある日の早朝。苛立った様に端末を弄り、顬に指を当てる同居人は、ただ苦しげにそう言った。

本日の外出には鏡花にとって意味がある。

・新調するパソコンの下見。

・数年間愛用して来た日傘の買い替えの検討。

・誕生日が近い友人のプレゼント。なおこれは自分が貰った対価から、過度に高価なものは加味しない方向らしい。

ここまでの前置きを提示されていた事と、家での奇行から、これから何が言いたいかという事は何となく理解していた。

「巳年ってさぁ、干支の中で一番金運が良い年って言われてるんだよ。金運の象徴である弁財天様のとしてだから〜とか、蛇がお金を守る〜とかで」

まぁ蛇の抜け殻を財布に入れておくと、金が貯まり易いと言われているからな。

「何故物の破損の最小公倍数、つまり、二年周期と三年周期と五年周期で壊れる物がいっぺんに駄目になるのかなぁ〜? 札に羽が生えてんだけど!!」

此処で鏡花の出掛ける前の奇行を思い出した。

臺に置かれた干支の置物。蛇に向かって嘆いていた事を。項垂れ、縋るように叫んでいた事を。

――助けて!! 餅リンダ!! 今年巳年なのにお金に羽が生えてる!!

スマホ去年更新しなかったから、今年買い換えるって決めてたし、パソコンアプデ出来なくてこれも買い替えだし、買った日傘も買い替えの時期なんだって!!

そりゃ資格取ったからちょこっと手当貰えたよ!? でもその割に豪快に物の買い替えが重なってるんだけど!!

何時も優しく気を使ってくれてる餅リンダやヤマネちゃんにこれ以上負担掛けたら申し訳ないって思ってる。でも今年、巳年なのに皮肉過ぎない!? 頑張って稼ぐ。

これを目の前で見せつけられた者の気持ちが分かるだろうか。取り敢えず、精神科に連れて行こうと思った事は言うまでもない。

それでも叫ぶだけ叫んだら覚悟が決まったのか、今はこうして仄暗くも覚悟を決めた目でスマホを弄っている。

「有給とかもそうなんだけどさ、最初付与される日数が少ないじゃない? これでやってけるのか、病気しないかなんて思うじゃない。意外と何とかなったんだよ。

だから来年もこの調子〜。なんて思ってたら、何故か病気するし、しかも通いだし、結局、有給使ったんだよね。

で、振り返ってみたら、何か目標最低日数だけ残して今があるんだけど」

「ただの巡り合わせだ。不足している時に出される時よりも、遥かに良いじゃないか」

全ての物事に過不足はない。此奴を見ているとそう思う。

今年はスマホを買い替えず、お金を貯めて来年に良いものを安く買おう〜。

とか思っていたら、これですよ。

二代目のスマホが六年目を迎えそうなので、今のと世代交代したいんです。


私の持ち物の大半が買い替えの時期。

電子機器は仕方がない。私の日傘はコーティング式。

詰んでます。

十年来のパソコンのアプデ……。

まだ戦えるんです……。

ただセキュリティ的に……アプデが……。


まぁそんな愚痴は置いといて。

稼いだ分だけ、貯めた分だけ、しっかり飛んでいくよね。という話がしたいんです。

有給しかり、給料しかり。

過不足のない世界で上手く出来てるなって。


巳年って金運が最高の年らしいです。

でも誰かの給料がupすると言うことは、誰かがお金を払っているということ。

その役割がたまたま私だったということ。


そうなると的を得てますね。


買い替えなくて良い日傘を買いました。

折り畳みの方が柄が可愛いのですが、試供品畳むのに三分掛かったので、変わらず長傘。


前のフリルちゃんは今まで有難うね。

これからは私がどこかに置き忘れたり、無くしたりしたら(頻繁にあったのできっとこれからもある)、またお願いね。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ