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詩集 詩箱  作者: TiLA
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月明かりの下で

雨音に耳澄ませば

心がすうっと穏やかになる

僕に言わせれば

世界は少し急ぎすぎのような気がする

色んなことが変わりすぎて

変えてはならないものまで変わっていきそうだ

雨宿りする木陰の下で

雨音を聴いて物想いに耽り

少し立ち止まって雨が止むのを待つのもいい

煙る街並みを眺めながら

君が考えていたのは何?


月明かりの下では

世界はずっと見えやすくなる

僕が思うには

世界は少し明るすぎるようだ

色んなものが眩しすぎて

本当に大切な何かを見失ってしまいそうな気がする

静かな月明かりの下で

大切なものだけに目を凝らして

月光に照らされるくらいが僕らにはちょうどいい

月に染まったこの世界で

君に見えているのは何?


雨に濡れた街で

月明かりに輝くこの世界で

変わらない

その大切な何かを

抱きしめよう





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― 新着の感想 ―
[良い点] 僕に言わせれば~ 僕が思うには~ に続くフレーズが、とてもとても好きです。 ホロッと涙が溢れてしまいました。 TiLA様の描かれる詩は真っ直ぐで、すっと心に沁み渡ります。 素敵な作品を…
[良い点] 心にすぅーと入ってくる素敵な詩だと思います。 変わらない何かを抱きしめるに共感出来ました(^-^)
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