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詩集 詩箱  作者: TiLA
6/165

心が嘘をつく

心が嘘をつく


本当は嫌いなのに

好きになろうとして


本当はすごく大切なのに

嫌いだと言ってみたり


嫌なことでも

平気そうな顔をして

嬉しいことでも

無関心を装ったり


近づきたい人に

自分で線を引いてみたり

向けられた優しさに

卑屈になってしまったり


大事なものほど

壊そうとしたり傷つけようとして

どうでもいいものほど

無駄に守ろうとしたり離そうとしないで


心が嘘をつく


褒められても

そんなことないよと謙遜し

本当はつらくて仕方がないのに

大丈夫だよと笑う


本当にどうしようもないほど

嘘つきな心だね

本当はどうしようもないほど

辛いくせに


泣きたいほど我慢して

だけど自分に嘘はつけないから

また心に雨が降る


許されざる愛

たとえ真実でも


ありがとうって微笑んで

ひらひらと手を振る


また心が嘘をつく



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― 新着の感想 ―
[良い点] あー、なんか分かります。 心に嘘つきまくってます。 素直になりたいです。
[良い点] 気遣いする人ほど、まわりに負担かけちゃいけないって思ってやせ我慢する気がします。 なんて。 [一言] わたしもいま、蒸し暑いのに電気代節約のために、まだ暑くないからと自分に言い聞かせたりし…
[気になる点] それは、防衛本能だと思います。 多分なぜそうしてしまうのか、 ご自分でも分からないのではないでしょうか? 人が安心を求める気持ちは すべてに優先すると聞いたことがあります。 この人は…
2023/06/11 08:27 退会済み
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