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詩集 詩箱  作者: TiLA
5/166

この心に名前をつけて

今日だって運命が

街のどこかで色づいている

そうやって恋愛は

きっと誰かの心を染めている


スクロールしていく

スクリーンかけ上る文字


あなたとのかけ引きは

淡い期待を隠し持ち

朧げな不安は

スタンプでごまかされる


だんだんと近づく核心に

どんどんと高鳴る鼓動に


色づいていく

茜さすこの心に


どうか名前をつけて


このトキメキの

理由が知りたいの


偶然じゃ物足りなくて

奇跡ほど大げさじゃない

割り切れないこの気持ち

もう無理数なの?


偶然と奇跡

勇気と歓喜


テレパシーなんて

信じないから

言葉にしたいの


今日だって街では

夕陽が落ちるみたいに

そうやって当たり前のように

ふたり恋に落ちていく


色づいていく

お揃いの茜色の心


この心に


どうか名前をつけて



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― 新着の感想 ―
[良い点] 恋に名前をつける という発想が面白いですね! 何がいいかなって考えてしまいます。 [一言] 鯉になら名前をつけられますよ。 口をパクパクしてるから「パクリ」とかね(笑) 恋は、何がいいか…
[良い点] こんばんはです。 ラストの どうか名前をつけて が、とっても良いですね。
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