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詩集 詩箱  作者: TiLA
15/166

もしも彼女ができたなら

もしも彼女ができたなら

寒い冬の日

ポケットの中

君と手を繋いで歩きたい

イルミネーションの輝きに包まれて


もしも彼女ができたなら

特別な日じゃなくても

フラワーアレンジメントなんか

君にさりげなく贈りたい

カードに「ありがとう」の言葉を添えて


もしも彼女ができたなら

浴衣に甚平で

花火大会に出かけたい

スターマインに見惚れる君に

その音に被せて気づかれないように

そっと「好きだ」と呟きたい


もしも彼女ができたなら

ソファーに腰掛ける君を

後ろから優しく抱きしめ

その頬に小さく口づけたい


そのとき君は

僕の回した腕に両手を添えて

そっと顔をこちらに傾けたなら

きっと唇を重ねるのだろう


そして言葉では

けして伝えきれない

心を交わし合うのだろう


二人は交わし合うのだろう



もしも彼女ができたなら


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― 新着の感想 ―
[良い点] キュン死にですね。
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