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詩集 詩箱  作者: TiLA
148/166

終着駅

途中下車して

寄り道しようと


どれだけ回り道しようと


君は終着駅

僕の


終着駅



たとえ嵐で

ダイアが乱れても


時刻通りに行かなくても


酔っ払って

寝過ごしたとしても


大丈夫


だって君が終着駅

僕の


終着駅だから



心の指定席には

いつも君が居る


シートポケットに忘れた

贈る言葉を


忘れ物係まで

取りに行こう


大丈夫


忘れ物は

必ず終着駅にあるから



最終のベルが鳴る

誰もいないプラットホーム

風が吹き抜ける


僕は向かう


君という名の

終着駅へ


どれだけ回り道をしようと



そして朝が来れば

そこが始発駅になる





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― 新着の感想 ―
たとえ嵐でダイアが乱れても、時刻通りに行かなくても、帰りゆく場所。終着駅、というのがとても印象的です。忘れ物も、そこに行けば届いているのかも知れないですね。 そして、終着駅はまた、始発駅でもあります…
先日、ある今週の星占いにくまのプーさんの言葉が紹介されていました。  「川は知ってるよ。急がなくたっていい、   いつか、かならずそこにたどり着ける、   ってね」。 TiLAさんの詩を読んでいて…
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