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詩集 詩箱  作者: TiLA
13/166

相対的理論

嫌だ

嫌だ嫌だ

嫌だ嫌だ嫌だ


嫌だ


嫌な奴

嫌な態度

嫌な言葉

嫌な顔


相対的理論


好き

好き好き

好き好き好き


好き


好きな人

好きな性格

好きな香り

好きな声


相対的理論


そう、それは相対的


幸せだ

最悪だ


それも相対的


善だ

悪だ


それも相対的……、かも?


大概のことは

自分の価値基準からの

相対的なもの


人によって

価値観は色々


だから世界は

多様性に満ちている


それがエネルギーとなって

社会を動かし


時には


傷つき

憎み合う


正しい

間違ってる


時代と共に

答えが変わることも

正義さえも


でも絶対的な答えも

時にはある


イデアはきっと。


離れるほど気になって

近すぎると煩わしい


それもきっと


相対的理論


僕の世界は

僕を中心にしているのだから

相対的理論によれば

太陽が回っている


でもいつか

君を中心に回るときがくるかもしれない

天動説でも地動説でもなく

心動説


それもきっと


相対的な


相対的理論


嫌いな食べ物も

いつかは好きに


時の流れと共に



お読みくださり有難うございました。

絶対的な価値観、正義も社会の基本的な要素としてあると思われますが、そうではない相対的な物事は主観的であって、いつか変わることがあるかもしれない可能性を含んでいると思いました。特にアイデンティティがブレまくりの僕の場合w

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