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詩集 詩箱  作者: TiLA
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万葉箱

点と点が結ばり線になり


線と線が繋がり面を作り


面で囲んで箱となる


文字と文字が並びて言葉になり


言葉と言葉を紡いで詩を作り


心を包む箱となる


この詩箱(うたばこ)


目に見えない


触ることもできない


そんな不思議な


心を入れて


届けたい


伝えたい


もっとあなたに


知ってほしい


どんなに文字を入れ替えても


いくら言葉を並べても


映しきれない


心なれど


届けたい


伝えたい


あなたのことを


もっと知りたい


百の言葉で足らないなら


千の言葉で


千の言葉で足らないなら


(よろず)の言葉で


届けたい


伝えたい


今あなたに


言の葉を紡いで(うた)にして


心を包む箱として




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― 新着の感想 ―
[良い点] 「心箱」に続き、「詩箱」と書かれて「うたばこ」。素敵なタイトルですね。 万(よろず)の言の葉と書いて「万葉箱」というこの詩もとても印象的です。 万葉の花が咲くが如く、たくさんの詩で箱が…
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