魔法の使い方
魔法について
「頼みたいこと?」
首を傾げるリオ
「ここに【鑑定機】がある」
ドンッと【鑑定機】を置く
「……ああ理解したよ僕を鑑定したいんだね?」
「理解が早くて助かる」
リオがすっと水晶玉に触れると紙が出てくる
ビブリオテーカ
ステータス
腕力:E
防御:E
俊敏:B
魔力:S
幸運:B
称号《本好き》《人見知り》
【スキル】情報収集LvV、速読術LvV、毒耐性LvV、鑑定LvV
「魔力Sランクか…凄いな」
「そうですわね…」
「魔力Sがどうかしたの」
「リオは魔法使いになれるな」
「……どうやって使うの」
「……冒険者の中に魔法が使えるものがいるらしい」
「ああ、そいつに学べってこと?」
「ああ」
「分かった学んでくるよ」
「俺からも頼んでおこう」
ボスとリオは2人で冒険者であるケインの元へ行った
……
「ああ教えても構わないが…」
「何からすればいい?」
「そうだな…一般的な…"ライト"」
手のひらから光の玉が出てくる
「これが魔法だよ」
「おおっ」
目をキラキラさせるリオに照れるケイン
「魔法に興味を示したな」
「そうですね」
優しい目で見つめるボスとリア
「えーっと"ライト"」
光が強い玉を出す
「め、目が!!」
「ぎゃああああ!!」
「り、リオくん! 光を弱くして!!」
「あっごめん」
光を弱めるリオ(ボスとリアは後ろでサングラスをしていた)
「初歩的な魔法なのに…」
「…そう?」
「次は"ファイヤー"」
「ファ」
言い終える前に
「待ちなさい」
リアが待ったをかけた
「室内じゃなくて外で」
「分かった」
「……え」
外に出る一行
「"ファイヤー"」
大きな炎の玉が手から出る、そして大きな炎の玉が木に当たり"燃えた"
「わぁぁぁ!! "ウォーター"!!」
リオが慌てて炎を消す…水の魔法でだ
「……もしかして…属性全種類使えるのか…?」
信じられないという目でリオを見る
「……え?」
「……属性?」
なんの事だと首を傾げる
「おーっとここで俺が説明するぜボス!」
ジョンが茂みの中から出てきた
「説明頼む」
「属性つーのは…ようは四大元素の【風】【炎】【土】【水】のことだ! 後稀に闇と光属性があるみてぇ!」
「よく知ってるな」
サングラスを外したボスがそういう
「さっきケインから聞いたっす」
「なるほど」
ケインの方を見る
「(彼は貴重な情報源だ…よく話を聞いておいた方がいいな)ケインだったか」
「え、あ、おう」
「他にも色々と教えて欲しい報酬は弾む」
リア、トルトゥーラ、クオーコ、マッジョルドーモのステータス紹介はまた今度