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パラディーゾのアジト

パラディーゾやらかす

「なんだ…これは」


冒険者であるケイン率いる《不死鳥の翼》は目の前にある建物を見て驚いていた


立派な豪邸が建っていてその中央の庭には噴水があった周りの花壇には見たことの無い花々が咲いていた


「中にはいらないのか?」


首を傾げるボスに慌てる《不死鳥の翼》


「す、すまない本当に貴族だとは…」


「いや貴族ではないんだが…」


「これ程立派な豪邸をお持ちの貴方さまが貴族じゃないと?!」


「……正確に言うとちょっとした組織の…ボスなだけで」


(ちょっとした組織のボス?!)


(確かにボスと呼ばれてはいるが…)


「ケインどうするよ」


チームのメンバーたち(皆男)は小声で話し始めた


「いやここは下手に敵対行動するのは良くはないな」


「恩人に余計なことはしたくはないな」


「そうだな」


《不死鳥の翼》はボスについて行く(商人はスキップしながらついて行った)


……


ここは庭、広々とした場所であり大きな物を置いたりすることが可能だ


「ここなら良いなおい!」


「へい!」


荷物を下ろしていく商人の部下たち


「色んなものがあるな」


「おっマジだ…木彫りもある…おっこれは?」


木で出来ているボードゲームを発見した


「おお! お目が高い! それは今王都で有名になっている()()()()でございます! 今ならなんと」


売りつけようとしたが残念


「これ()()()()()()


「え」


固まる商人


「ああ娯楽室に()()()()()


「チェスだろ将棋だろ…後…ダーツとか」


「ちょ、ちょっと待ってください。な、なんですかそのちぇす、しょうぎ、だーつとやらは!」


興奮する商人


「見ていけば分かるんじゃねボス」


「そうだな」


娯楽室に案内すると《不死鳥の翼》は腰を抜かした


「ジョンたちが暇な時は遊んでいるが…どうした」


《不死鳥の翼》を心配そうに見つめる


「ど、どれも高級品…」


「ひぇぇ…」


「お、お前らヘタに触るなよ…」


「おう…」


ビビる《不死鳥の翼》


「り、リバーシまで…これは…」


貴族いやこれはとブツブツ小声で言い始める


「1番強ぇのリオのやつっすよね」


「リアも中々強いぞ」


「ボス、ゲーム系全般無理っすからね〜」


「ぬぐ…」


「で、でしたら! こちらの品はどうでしょう!」


そういって商人の部下が持ってきたのは"水晶玉"


「……これは?」


魔術具(マジックアイテム)でございます」



文才が欲しい

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