国王陛下と
新年明けましておめでとうございます、そして投稿が遅れてしまい申し訳ありません(土下座)、これからもよろしくお願いいたします
「こほん…すまんドラゴンが出たと聞いてな…心配になってきただけなのだが…これはなんだ?」
「はっ、バラーノ団長があの者に決闘を」
「なに? ああ、あの勘違い男か…困ったものだ」
「失礼ながら国王陛下よろしいでしょうか」
「なんだ」
「あの者がドラゴンを屈伏させた者の様で…」
「なんとお主が【パラディーゾ】のボスとやらか!」
「はいそうですが」
「おお! そうかそうか! 兵士たちよ武器を下ろせ! そしてバラーノよ…お主には失望したぞ」
「ビクッあの…」
「言い訳は聞かんさて【パラディーゾ】のボスよ、中に入るといい」
「あっはい」
「敬語はいいゆっくり話を聞かせて貰えないだろうか」
「宜しいので?」
「なに彼はワシの客人だそれ位良いじゃろうて」
「畏まりました最上級のおもてなしを」
「頼んだぞ」
何処か真剣そうに話し合っている国王陛下とその執事
「なんか…すげー事になってる気がするっす」
「そうだな…」
剣を届けに来ただけなのに…そう思う一行は執事に案内されたのは客室の間
「ほへーすげー豪華」
[コレクターの血が騒ぐ]
「騒ぐな」
「ここの国王は見る目があるな!」
「頼むから大人しくして」
各々席に着くとふとボスがなにかに気がついた
「……このラーシャ団長の剣…高いのでは?」
「確かになんか高そう」
「カル、バーストどう?」
[かなり凄腕の鍛冶師が作った代物だよこの剣]
「これは聖剣だな」
「聖剣ってあの伝説の?」
「どの伝説かな知らんが…結構有名な聖剣の一つヴェントだ」
「イタリア語で風か…偶然か?」
「偶然にしては出来すぎてますが…」
「この剣作ったやつもしかして俺たちと同じ世界から来たイタリア人だったりして」
「有り得ない話ではないな」
「我々の他にも異世界人がいるかも知れないな…勇者といいなにがあるのやら」
「にしても国王様なにしているんだろうか」
「誰か来てたりして…」
「もしかして…ラーシャ団長?」
ビクッと震えるボス
「ぼ、ボス?」
恐る恐るボスに聞くジョン
「いやあの…どうしよう」
震えが止まらない…というボスに頭を抱えるジョン
「ボス! ご安心をボスには近寄らせませんから!」
「いや安心していいやつなのか?」
「安心できないやつですね」
「すまない! 娘が戻ってきてボスに会わせろと騒ぐもので…」
「ボス! ボスぅぅぅぅ!!」
遠くからラーシャ団長の声がする
「ラーシャ!!」
頭を抱える父親である国王陛下
「ジョン盾になってくれ」
「そんな?!」
[ドンマイジョン]
「骨は拾ってやる」
「カル?! バースト?!」
「おお! ボス! 私に会いに来てくれたのか!! そうかそうか遂に結婚する決心が!」
「……ラーシャよ今なんと?」
「お父様聞いてください! 私にも遂に婚約者が!!」
「ラーシャよラーシャよひょっとして…この【パラディーゾ】のボスのことを言っておるのか?」
「はい!」
「いやあの…お断りして…」
「ライバルもいますが安心してください必ずやおとしてみせましょう!!」
「人の話聞いて?」
「聞いてねぇっすねこれ」
「ボスよ! 結婚してくれ!」
「無理ですごめんなさい」
「くそ! またか! だが負けん!」
ボスの心を射止めてみせると張り切るラーシャ団長に国王陛下は立ちくらみをする
「陛下!」
「おお…なんということだ…恐れていたことが…」
「あの恐れていた事って…」
「ラーシャは自分より強い男としか結婚しないと全世界に宣言しておってな…」
「えーっとつまり…」
「ああ…【パラディーゾ】のボスよ覚悟しておいた方が良いぞ…世界中のラーシャの婚約者になりたいものは山ほどいるということに…噂はすぐ広まることに…」
「………」
気絶しかけてるボス
「ボス! 気絶しちゃあだめだ!!」
「ボス気を確かに!!」
「頭が痛い」
「ち、ちなみにだがそのライバルと言うのは…?」
「ラーシャ団長が言うからにはアルセーム・テンペスタっていう…」
「なぬ?! あの次期魔王と呼ばれる彼奴か!!」
「失礼ながら国王陛下、魔族って惚れっぽいんですか?」
「ああ…惚れっぽいのだが…ん? 知らないのか? 我が国だけでなく他の国でもその生態は常識だが…」
「oh......」
「嘘でしょう…」
「まさかラーシャよライバルというのは」
「はいそのまさかです」
「【パラディーゾ】のボスよ…なにをすればそうなるのだ」
同情の眼差しで見つめる国王陛下
「いやあの…なんででしょうね」
思わず敬語になるボスであった
次回予告、なんとラーシャ団長のライバルであるアルセーム・テンペスタがやってきた!目的は剣とボス!睨み合う両者さてどうするボス!次回、アルセーム・テンペスタ、次回も見てください!




