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魔族の少女

ジョンの災難と魔族の少女の2本立てでお送りします

「いやー子供は元気っすね〜」


「ん?終わったかじょ…ジョン?」


「はい?なんです?」


「服ボロボロになっているがどうした」


「あーこれ子供たちと遊んでたらこーなりました」


ジョンのスーツがボロボロになっていた


「丈夫の筈なんだが…」


「中に力の強ぇ子供がいて」


「納得した」


[ボス助けて]


「今度はなんだ」


「あー…女の子たち絵本もっと描いてって強請られてるっすねあれは」


「あー…大体の女の子は可愛いものが好きだからな」


「はーいはいそうなるかと思って可愛いアクセサリー持ってきたわよ〜」


「さっきからいないと思ってたら取りに行ってたんっすかリア姉さん」


「ええまあほら可愛いでしょ?」


女の子たちにアクセサリー…リボンを見せると目をキラキラさせる


「ほんとうだかわいい!」


「ほらじっとして今付けてあげるから」


女の子たちに可愛らしいリボンを付けるリア


[ありがとうリアさん…]


「礼は後でほーらカルも手伝う!」


[分かりました]


手伝うカルそれを見守る残った男性陣


「オールは手伝わないのか?」


「あの女の手伝いなんぞせん!」


「お前なぁ」


「カルは手先が器用だな」


照れるカル、むっとなるオールは袖をまくって


「おいガキ共! 遊んでやるから来い!」


そう叫ぶと元気な子供たちはわーいとオールに駆け寄り揉みくちゃになる


「ちょおぉぉぉぉ!! なにしてんのお前!!」


「ふっ…この位やって当然だ…いただだ!」


「髪の毛引っ張られてるし! あーもー!」


オールをなんとか助け出したジョン


「子供は元気だから体力あまり無いやつが無茶すんな!」


「ぐぬぅ…」


「す、すすすすすみませんお怪我は!」


「あはは大丈夫っすよ」


「大丈夫じゃないですよ! ほらそこに座ってください!()()()()()()()()()()()()()()()()


シスターが詠唱するとジョンの怪我が治る


「おおっ!」


「これは」


目を見開くボス、ふぅと一息つくシスター


「シスター今のは」


「はい()()()の1つヒーリングでございます」


「確か光属性に分類するんだっけ?」


「はいよくご存知で」


「まあ俺も一応勉強しているんで」


「偉いですね」


「そ、そうっすかね〜」


顔を真っ赤にするジョン、微笑ましい目で見守るボス


「ボスぅぅぅぅ?!」


「おっとすまんつい」


「?どうかなされましたか?」


「いやあの…し、シスターさん!」


「はい?」


「お、俺とおつき…」


「リーナー!」


突然男がシスターに駆け寄る


「リオンさん? どうかなされましたか?」


「聞いてよリーナと一緒に働けるようになったんだ!」


「まあ!」


顔を真っ赤にするシスター・リーナ


「ずっと待たせてごめん…これからも一緒に居よう!」


「ええ! こちらこそ!」


抱きしめ合う二人を見てポカーンとなるジョン


「え、えっとそちらの方は?」


「私の()()のリオンです」


「皆さんリーナと子供たちの為に色々としてくださったのですねありがとうございます!」


「あはは…か、彼氏もち…」


[ドンマイジョン]


「今度酒でも奢ってやる」


「貴方たちトドメ刺すんじゃないの」


「(畜生リア充爆発しろ!!)」


血涙を流すジョンであった


その後教会の皆に別れを告げ町中を歩いていると


「……」


ボロボロの少女が()()()()()()で倒れていた()()()()()()()()


「(何故()()()()()()()()()()?)おい大丈夫か」


「やめときなあんたたちその子…()()だよ」


八百屋の婆さんがそういう


「……は」


「魔族? この子が?」


「厄介事に巻き込まれたくなければ手を…え」


ボスは黙ってボロボロの少女を抱き上げる


「お前たち行くぞ」


「へーい」


「了解しました」


[はーい]


「畏まりました」


「ちょ、あんたたち聞いて」


「悪いが…()()()()()()()()()()んでね」


「忠告したからね…」


「ああ忠告感謝する」


……


【魔の地】中央【パラディーゾ】アジト


「マッジョルドーモ救急セットはあるか」


「今すぐ持ってきます」


「ボスどうした…その子は?」


「リオか…まあ拾った」


「おー、ボス! なんだその子は」


「丁度いいところにクオーコ、パン粥作ってくれるか」


「分かった作ってくる」


「ボスポーションあるけど…」


「怪我の具合を診て判断する」


「旦那様持って参りました」


「ありがとうマッジョルドーモ」


客室へ運び寝かしつける


「怪我の具合を診る…」


服を脱がしてみると背中に大きな傷が出来ているではないか


「感染症のことも考慮して治療せねば…」


傷口にポーションを塗る


「う…」


「起きたか」


「う…あ…ここは…」


「じっとしてろ怪我をしてる」

 

「っ! ()()()()!」


「ジョン、カル」


「了解!」


[分かったボス]


少女を押さえつける


「離せ! 俺は! 俺は! ()()()()()()()()()()()だぞ!!」


「怪我人は大人しくしてろ…全く」


「ぬぐぅ」


「怪我治ったぞ…(ポーション凄いな…大きな傷口を塞ぐことが出来るとは…)」


「……なんのつもりだ」


「…なに助けたかっただけだ」


「哀れみか?」


「いやなに…君を見ていると()()()()()をな」


「……変なやつ」


「変なやつじゃない俺はここ【パラディーゾ】のボスだ」


「ふーん」


よくよく見てみると大きな角、大きな翼が体から生えていた


「リア…」


「服の準備は済ませております」


「ああ、着させてあげてくれ」


「おいまて俺はそこまで…」


「着替えましょうね〜」


「ぎゃーーー!!」


男性陣はいつの間にか外に出ていた


「女の子の裸見たことに関してボスなにか言うことは?」


「?なにがだ?」


「……まあ子供ですからね〜」


「俺は()()だ!!!」


綺麗なドレスを着ているアルセーム・テンペスタの姿があった


「そ、それよりも! 貴様俺の()()()()()!!」


「?ああすまなか…」


()()()()()()()()()()()!!」


「……は?」


「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ??!!」」

次回予告、魔族の少女アルセーム・テンペスタに責任取って結婚しろと言われる、そこへラーシャ団長がやって来て…次回!修羅場!!見てくださいね!!

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