オートマタ
リアルのオートマタってどんな感じで出来てるんでしょうね
「本って色々あるんだなーリオのやつに見せたら喜びそう」
本のページをめくってそう呟くジョン、興味深そうに見つめるカル
「ええい! 貴様ら手を動かさんか!」
バーストが叫ぶとえーとジョンから言われる
「もう少しだけ休憩させろよ〜」
「良くないわ! 貴様らのボスを見習え! スティーブと片付けておるぞ!」
「あっボスって言ってる」
[スティーブって呼んでる]
ジョンとカルはバーストを見る、俺らのことまだ名前を呼んでねぇ癖にと
「そこに反応するな貴様らぁぁぁ!!」
結構怒っているのか毛先の炎が燃え上がっているバースト
「スティーブこの棚の中は」
「…えっと…確か薬の材料…」
「分かったこれも運ぼう」
そうこうしているうちに片付け終わった一行はオールとラーシャ団長、リアと副団長とその部下と合流した
「ふんやるな貴様」
「ふん貴様こそ!」
お互いボロボロになっているオールとラーシャ団長
「すみませんすみません」
土下座して謝り倒す副団長
「いいのよ困ったらお互い様なんだから」
「ありがとうございますリア殿!」
「あらボスそちらの方は?」
「新しい部下の錬金術師のスティーブだ」
「あらそうでしたの…私はリア、よろしくスティーブ」
「よ、よろしくお願いします…」
「錬金術師…」
とても嫌そうな顔をする副団長を見て落ち込み隅っこで体育座りするスティーブ
「虫になりたい」
「いやいやスティーブの実力はマジすげーっすから!」
[うんうん!]
「その気になればハイポーション作れるのではないか?」
「…風評被害が凄いな」
「え、あ、本物の錬金術師殿でしたかすみません!」
「ウジ虫になりたい」
「しっかりなさい!」
「うぅ…」
「ふはははは!! とっとと行くぞ!」
「…そうだな」
アジトへと帰還した一行は先ずは
「マッジョルドーモ戻ったぞ」
「おかえりなさいませ」
「執事…ボスさんって凄い人?」
「まあすげーよ!」
「そうだ! ボスは様々な伝説を残しておってな!」
「その話詳しく」
「……マッジョルドーモさん」
「なんですかな?」
「メイド…さんはいないんですか?」
「申し訳ありません」
「……その代わりといってはなんですが…自動人形を作ってもいいでしょうか」
「自動人形?」
「はい…その…すみません…無理を承知で…」
「面白そうじゃないかメイド全てが自動人形」
「あの…マッジョルドーモさん」
「旦那様が良いと仰っておりますので」
「が、頑張ります!」
スティーブは早速部屋に入ると作業を始めた
「ボス良かったんですか」
「構わないそれにしても自動人形かどういったものだ?」
「自動で動く人間そっくりな人形っすね」
「なるほど」
「ほう古代の遺産を作ろうとするとは…中々面白いではないか!」
「古代の遺産…」
[コレクターの血が騒ぐ!]
「カル落ち着け」
暫くすると自動人形を連れたスティーブの姿があった
「十体作りました」
「ねぇボス俺分かんねぇけどさ…数十分で自動人形十体作れるってやばくね?」
「奇遇だなジョン俺もそう思ってた」
「情報を自動で収集する機能などありますのでご安心ください」
「普通なら10年でかかる自動人形を十体作るとは…それも短時間で!」
「そうでしょうか…」
「すげーなスティーブ!」
「え、えへへ…」
「おーいそろそろ飯の時間…なんだこれ!」
「…人形?」
「赤色はないのか」
「これは素晴らしい」
「メイドとしての役目を果たすと思います」
「では早速メイドとしての基本を教えて参ります」
「よろしくお願いします」
自動人形はスティーブの指示に従ってマッジョルドーモについて行く
「それにしても人間そっくりだったな」
「あれ程リアルに作れるとは素晴らしいですわ」
「学習能力のほかあるのかなるほど」
幹部たち皆スティーブを褒める褒める、褒めなれていないのかスティーブは顔を真っ赤にしていた
「え、えっと…」
「これからもよろしく頼むスティーブ」
「は、はい」
「他にもなにか作れるものはないか!」
「えっと魔術具とか作れます」
「ほぉ…」
「……それはいいこと聞いた」
「……へ?」
「連絡する機能がある魔術具が欲しいと思っていた所だ」
「ど、どういったものでしょうか」
「なに連絡を遠くからでも出来る魔術具が…」
「俺に出来ますか…」
「出来るともさ君なら」
「っ!頑張ります!」
こうして新たな幹部錬金術師スティーブの誕生した瞬間であった
次回迷子の迷子の子供が現る!




