ネガティブ錬金術師
錬金術師とは?
「ぬ、抜けない!」
団員たちが山賊のボスを天井から抜こうとするが抜けないでいた
「すまない…引き抜くのを手伝おうか?」
「大丈夫であります!」
「思いついた! 山賊のボスを何人かで引き抜けば…!」
「ナイスアイディア! おーいお前らー!」
「なーに?!」
「手伝ってくれー!」
「いいよ!」
「先輩任せてください!」
せーのっと引き抜いた彼女らは山賊のボスを引き抜くことが出来た
「やったー!」
「我々の大勝利だ!」
大喜びをしている団員たちを微笑ましそうに見つめるボス
「よく頑張ったなお前たち!」
「だ、団長!」
「謎の組織のボスに惚れた団長!」
「褒めて貰えた嬉しい!」
「私はちゃんと褒めるぞ」
ため息をつくラーシャ団長
「団長…やっとまともに…」
副団長が感動したが残念彼女はまだボスのことが好きなのである!
「大きいですね」
「こんなに大きい人初めて!」
「ボスさんボスさんサインください!」
「ん?構わないが…」
「やったー!」
「コラーー!! 勝手にサイン貰うな!…私も欲しいから一枚」
「団長ぉぉぉぉ!!!」
泡吹いて倒れる副団長
「あまりのショックに倒れたぁぁぁぁぁぁ!! 副団長ぉぉぉぉ!!」
「副団長さんーーー!!」
部下とリアは副団長が起きるまで看病した、心配そうに周りが見つめる中一人の団員が走ってやってきた
「団長! 大変です奥に人が! それも錬金術師らしき男が!」
「なぬ?!」
周りはヒソヒソと錬金術師だってと話し始めた
「れんきんじゅつし?」
「あのポーションとか作ることが出来る?」
[ジョン詳しいね]
「ゲーム大抵は出来たからなー、懐かしいなー、昔よくRPGゲームで色んな役職をやったなー」
「なにを言っているんだ…知らないようだが説明するするとだ錬金術師とは…厄介なやつだ」
忌々しいと言わんばかりの顔で説明するラーシャ団長
「ん?」
「……厄介とは?」
「偽の金塊を作ろうとしたり詐欺師まがいなことをしたり…ようは嫌われ職だな」
「……なるほど」
[うわぁ…]
「ポーションとかは?」
「それは優れた錬金術師なら出来るだろうが…」
「なるほど…」
「……ひょっとしてポーションって結構レア?」
「まあな…下級ポーション買うのに金貨一枚いる…」
「ヒェッ」
[その様子だと偽物買っちゃったことあるんじゃ…]
「その通りだ! 全く忌々しい!」
「この通り団長が嫌ってるくらいですから…」
「なるほどな…案内してくれるか?」
「はい!」
案内された先にいたのはなにやら落ち込んでいる姿があった
「はぁ…俺はどうせ…モテない顔をしているよ」
ズーンと沈んでいた
「ね、ネガティブー」
「なんだなんだ…おっ珍しい本物の錬金術師ではないか」
バーストの一言で周りが固まる
「…どういうことだバースト」
「どうもこうもあるか俺様が見間違える筈がない!」
「…君」
錬金術師の男に話しかけるボス
「は、はははははい!」
めっちゃ動揺する錬金術師の男
「名前は?」
「スティーブと言います…」
「そうか…ポーション作れるか?」
「……作れますけどあまり期待はしない方が…」
「いいから作れ」
「は、はい!」
コトコトと大釜で煮込んでいく
「出来ましたあの…これでいいでしょうか」
「綺麗だな」
なんと澄んでいるポーションが出来ているではないか
「おおっ上級ポーションか!」
「上級ポーションだと!」
「この透き通ったポーションこそ紛れもなく上級ポーションよ!」
「詳しいなバースト」
「目利きは優れているのでな!」
「ぐぬぬ私だって!」
嫉妬の目でバーストを見るオール
「ご、ゴーレムもつくれます…」
「なぬゴーレムもか!」
「それは凄いな…ごーれむとはなんだ」
「ロボットみたいな感じっすね」
「なるほど…スティーブ」
「は、はい」
「俺の所に来ないか?」
「……へ」
「その力気にいった俺の部下になって欲しい」
「え、ええぇぇぇぇ!!」
驚きのあまり腰を抜かすスティーブであった
……
スティーブについて
短髪で銀色と金色の半々に分かれて不思議な髪色をしている。目立つのでフードを被っている格好はカルと同じローブを着込んでいる色は青(カルは黒)。目は赤い、目付きは垂れ目、童顔なのでよく幼く見られるのが悩みだったりする。ネガティブよく俺なんかが…という。ネガティブな原因は長い間閉鎖した空間に閉じ込められてきたこと、山賊のボスに精神的にやられてこうなってしまった。
次回の予定はネガティブ錬金術師大活躍




