恋する乙女
前回のあらすじ…ラーシャ団長はボスのことが好きになった
「いいいまなんと!!」
動揺するラーシャ団長
「いや断ると」
「な、何故だぁぁぁぁぁ!!!」
その場に転がるラーシャ団長
「だ、団長ぉぉぉぉ!!」
「団長を振るなんて…なんて男!」
「恐ろしい!」
ラーシャ団長はモテるそりゃあもうモテる異世界の全人類の男性が振り返るレベルで金髪巨乳美人だ
王家の第2王女として生まれ、恵まれた才能で14歳という若さで団長に就任、恵まれた容姿、両親に愛され、人生の中で手に入らないものがないというレベル
そんな彼女は振られたのだ
「(そんな…馬鹿な…! この私が振られるなど!!悔しい!! でも!!)好きぃ!!」
目がハートマークになっていた
「(あっだめだこれ団長完全に惚れてる…)」
副団長は頭を抱える
「いや断った…よな?」
「益々好きになった! 是非とも私と結婚して欲しい!!」
「いやごめん」
「また振られた!! 諦めんぞ私は!!」
「ええ…」
軽くドン引きしていたところへ更なる火種がやってきた
「ボスーーーー!!」
そうオールである
「貴様ら! ボスに何の用だ!!」
「求婚しているが?」
「貴様なんぞ百万年いや…千年早いわ!! 出直して来い!!」
「なんだと!! 花嫁修業を完璧にこなしたこの私が出直して来いだと!!」
「出直して来い!!」
「やるか貴様!!」
争いは同レベル同士でしか起こらない
「やめんか」
ラーシャ団長とオールにデコピンする
「あっ、あっ…この強さ好きぃぃぃぃ!!」
近くにあった木にしがみつきそのまま木を抱き潰した
「ボスにデコピンされた…嬉しいぃぃぃぃ!!」
その場に転がるオール
「ええ…」
また軽くドン引きしていた
「……あのボスこれは」
リアがやってきて軽くドン引きしていた
「……あっひょっとしてドラゴンを使役したっていうボスって…」
「使役ではない俺の部下だ」
「あっはい…貴方のことですか?」
「……ああ、お前たちひょっとして山賊を引き取りに来てくれた者達か…」
「はい」
「来てくれてありがとう」
副団長に微笑むと副団長の後ろから物凄い殺気が2つ程
「(はっ!殺気!!)だ、団長?」
「羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい」
血涙を流すラーシャ団長
「妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい妬ましい」
同じく血涙を流すオール
「ひぃぃぃぃぃ!!!」
思わず腰を抜かす副団長を優しく抱き抱えるボス
「大丈夫か」
殺気が膨れ上がる
「だ、大丈夫ですので!! 下ろしてください!!」
「あ、ああ」
副団長を下ろす
「はぁ…はぁ…」
「リーナよ」
「は、はい団長!」
「帰ったら稽古」
それは死刑宣告であった、口から魂が出るリーナ副団長
「ふ、副団長ぉぉぉぉ!!」
「あの…なんだ…お前たちそこまでにしてやれ」
「「はいボス!!」」
「いい返事だが武器を構えるのはやめろ」
「「ちっ」」
「……ああ…私は明日死ぬのか」
「しっかりしてください副団長ぉぉぉぉ!!」
「……あのボスこれ」
「どうにかしてくれ」
「ボス好き好き」
いつの間にか抱きつくラーシャ団長
「ボスから離れろ!!」
引き剥がそうとするオール
「……やれやれね」
副団長は泣いていい




