百合の騎士団
恋愛要素あり
ロマンス国ロマンス城
王室の豪華な椅子に一人の男が座っていたそう…このロマンス国、国王ロマンス三世である
「失礼します」
パール宰相が入ってきた
「呼び出して悪いがパール宰相…ドラゴンが来たとは真か」
「はい」
「ドラゴンが私宛に手紙を出したこともか?」
「はい間違いありません……独断で騎士団を動かし向かわせて…申し訳ありません」
頭を下げるパール宰相
「いや構わんそれよりも…そのな?この素晴らしいティアラの事なんだが…」
「はい?」
「一体何処原産だ?この大きなルビーといい…この国では手に入らんぞ…」
兵士が持つ小さな赤いクッションのようなものに乗せてあるルビーを散りばめられたティアラを見てそういう
「ただ今調査中にて…」
「下手に相手を挑発せんように…ドラゴンを使役している相手だ…敵に回さないように」
「はっ百合の騎士団にもそのように伝えております」
「……ボスというのは男か?」
「いや…あの…そこまでは…」
青ざめるロマンス三世国王陛下
「な、何故百合の騎士団を向かわせた!!」
「薔薇の騎士団は今遠征中でして…残っていたのが百合の騎士団でして…」
申し訳なさそうな顔をするパール宰相
「相手が男だったらどうする気だ!!」
「……女性であることを祈るしか…」
「ああ…なんということだ…」
ロマンス三世国王陛下や大臣たちは頭を抱える
何故ならば百合の騎士団団長は女性中心の騎士たちの集まりで…そして団長は女性でラーシャという名の戦闘狂である
強い男を見つけると勝負を挑むという癖があり国王陛下も宰相も大臣たちも頭を悩ませていたその上…
「相手が強い男だったらどうする気だ…」
そうラーシャ自分より強い相手男と結婚すると宣言している世界最強の団長であり世界で唯一 《聖剣》の称号を持つ上に超美人なので勝負を挑むものが多かった
「あの悲劇を繰り返さなければいいのだが…」
あの悲劇とは強者と言われるSランクの冒険者や他国の強者たちと戦った結果闘技場がボロボロになった…直すのに国王陛下が気絶するくらいの金額になったことからロマンス闘技場の悲劇と言われた
「はぁ…」
ため息が出る国王陛下
そしてその頃肝心のボスは
「……(なんだこの騎士たちは)」
散歩していたら偶々騎士たちと遭遇していた
「団長! 人影が!」
「なにおいそこの男……っ!!」
ラーシャ団長の背筋に電流が流れる、この者は…強い!
「私と勝負しろ!!」
「構わないが武器なしでいいか?」
「構わん! 来い!!」
「そうか」
シュンッと音が鳴る
「ど、どこだ!!」
「……後ろだ」
「は」
当て身をしてラーシャを気絶させる
「……これでいいか」
「だ、団長が…」
「?」
「団長が負けたぁぁぁぁぁ!!」
「いやぁぁぁぁぁ!!」
「私たちの団長がぁぁぁぁぁ!!」
ラーシャ団長の部下たちが悲鳴を上げる
「え…え?」
混乱するボス
「……騒ぐなお前たち」
立ち上がるラーシャ団長
「……おいお前名前は」
「ボスと呼ばれてる」
「そうか…ボス…私と結婚してくれ!!!」
顔を真っ赤にさせているラーシャ団長は頭を下げて手を差し出す
「あっお断りします」
即答で断ったもう一度言う即答で断った
「「えーーーー!!!!」」
ラーシャ団長がボスに惚れ込む




