大騒動〜ドラゴン編〜
『ふはははは! 空を飛ぶのはいいものだな!』
ジョンとカルを乗せて飛んでいるドラゴンに戻ったバースト
「そーだな」
[早いところ用事済ませよう]
「おー!」
お城の庭に降りるバースト
『ここでいいか』
「お?いいんじゃね」
よいしょっとと降りると周りから兵士たちが取り囲む
「ありゃ?」
[ん?なにこれ]
「知らん」
人型になったバーストは首を傾げる
「き、きききき貴様ら! 侵略しにきたのか!!」
隊長らしき男がそう叫ぶ
「いや違うけど…バーストほら」
「ふん、てがみとやらを持ってきたまで」
ほれと手紙を何処からか出す
「手紙…だと? おい誰か取ってこい」
そういうと足を震えている兵士が一人歩き出した
「む、無茶だ」
「あいつ死んだな」
ヒソヒソと話す兵士たち
「どうした受け取れ」
「は、はいーーーー!!!」
受け取り素早く隊長らしき男に渡す
「ふむ、確かに手紙だが…何故国王様に…」
ブツブツ言う隊長らしき男に近寄るジョン
「あー、後これもどーぞ」
アタッシュケースからティアラを取り出す(手袋をした状態で)
「こ、これは…」
「お妃様にどうぞー」
恐る恐る受け取る隊長らしき男
「じゃ俺らこれで」
[じゃ]
「ふん」
ドラゴンに戻ったバーストはジョンとカルを乗せ飛び立った
「……宰相に報告をしろぉぉぉぉ!!!」
「は、はいぃぃぃぃ!!」
………
「なに国王様宛の手紙をドラゴンが持ってきただと?」
パール宰相はそう聞き返す
「はっ、その様で」
パール宰相直属の部下が頭を下げながらそういう
「ふむ…内容を確認しよう」
内容を確認する
「ふむなになに……なるほど山賊を引き取って欲しいとのことだな…」
頭を抱えるパール宰相
「ドラゴンを従える程の者がこの世にいるとは! 山賊を引き取って欲しいが為に態々!!」
「いかが致しましょうか」
「……至急騎士団を向かわせろ」
「はっ」
頭を下げてから立ち上がり部屋から出る
「……何者なのだこのボスという男は…」
そう呟くパール宰相であった
……
一方その頃王都では
「ドラゴンが! ドラゴンが!!」
「あばばばば!!」
「お前ら!!逃げるぞ!!」
大パニックになっていた
『ふはははは! 慌てふためいているな人間共は!』
「……あーこれやらかした系?」
[そうみたい]
遠い目になるジョンと呑気なカルがいた
アジトへと戻るとボスが門の前にいた
「……あー、その…」
申し訳なさそうな顔をするボス
「あっ(察し)」
[あー…うん気にしてないよボス…]
察したジョンとカルは気にしてないと伝える
「何の事だ」
首を傾げるバースト
「いやこっちの話」
次回は騎士団が出てくる予定




