何かおかしいと感じ始める
ぼくが体験した精神病なのか、器質的病気なのかわからない統合失調症という病を自分の生活体験から書いていこうと思っています。
実際にあったぼくの経験ですので、もしかしたら統合失調症のなぜに答えることもあるかもしれません。
心理学を学ぶ方にも一つの参考にしていただければ幸いです。
この世に世にも奇妙な物語の世界などあるだろうか?
でも現実にぼくが体験したのは世にも奇妙な物語の世界だった。
ぼくは二十歳少し前に精神科に行って「統合失調症」と診断されました。
だけど、実は統合失調症の症状じゃないのかと考えられる状態が始まったのは、14歳のときです。
今でもはっきり覚えている。
少しおかしいな?と感じ始めたのは、季節が冬のころでした。
ぼくは三者面談がある日の待ち時間に中学校で、一人磁石で遊んでいると、ある女子の声がして「あの人があんな暗いとは思わなかった」というセリフが聞こえてきた。
どうやら妄想なのかわからないが、一人の女子がぼくを勝手に好きになって、勝手に嫌いになったようだった。
ぼくは人に嫌われるというのが、激しく嫌だった。
注目されないために人との関わりを避け、寡黙に生きてきた。
だけど、その女子は嫌ってきた。
ぼくはこのとき深く傷ついた。
大人になって思えば「そんなことで!?」となるような言葉だった。
けれども、思春期真っ盛りのぼくには女子に嫌われるというのは深刻な出来事だった。
この辺りから変な世界が始まった。
そうそう私の統合失調症の主な症状を述べ忘れていたね。
①被害妄想②幻聴③あと色々です。
これは一次障害で、二次障害もあります。
①女子に笑いかけてしまう。これが進化して人に笑いかけるようになってしまいました。
②見てはいけないと思うとそっちの方を注視してしまうというもの。
被害妄想と幻聴のせいなのか、女子に注目されている気がして、笑って誤魔化すようになってしまいました。はじめは好みのタイプの女子に笑うだけだったのですが、「アイツ、ナンチャラが好きなんじゃない」と女子に噂されている気がして、女子全員に誤魔化すために笑っていたら、最終的に女子全員、今や気になるヤツなら全員笑うようになってしまいました。
さらにこれも被害妄想と幻聴のせいなのか、女子に「アイツ、横観てない」と言われた気がして、それから横に女子がいると注視してしまうという現象にさいなまれるようになりました。そしてさらにこれが進化して気になれば男女ともに注視してしまうようになりました。
この症状たちのせいで変な世界の中にぼくは突入して行きました。
女子の「キモイ」「子供」「器が小さい」などの誹謗中傷をずっと受けている気がしました。
その上、ぼくが女子の嫌いだったところは、相談などしてドンドン仲間を増やしていくところと、ケンカになっても泣いて何とかしてしまうところが嫌いでした。
本当よく自殺しなかったな~。
今日はここまでです。
結構もう細かいことは忘れつつあるな~と書いてて思いました。
昔はむしろ固執していたため、昔のことが風化していくなど思っていませんでした。
今が健康になりつつあるのかな?