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短編シリーズ( ・∇・)

葛之葉が綴る日本今昔話【ももたろう】

作者: 葛之葉

 「太郎や、病気で臥せっているお婆さんにこの吉備団子を届けておくれ」


 お爺さんが太郎に吉備団子を手渡しお願いしました。


「Sir (了解)」


 太郎はコードネーム【吉備団子】を受け取ると、お婆さんが眠る地へと旅立った。

 暫く歩くと、太郎の目の前に猿、犬、雉が目の前に立ち塞がった。


「貴様、この先は魔王様の領土と知っての侵入か?」


 猿がジョ〇ョ立ちで言ってくる、ドキュウウウウゥンッ!


「フッ、我等三鬼神を相手にタダで通れると‥‥‥」

「destroy (破壊する)」


 太郎は三鬼神をdestroyした。

 雉だけ台詞は無かった。


 お婆さんの家へ辿り着いた太郎は、扉を開くと同時に素早く前方へ転がると這いつくばった姿勢のまま、Mミニミ249軽機関銃を構え周囲を警戒する。


「clear (攻略)」


 M249軽機関銃を肩に掛けながら太郎が立ち上がる。

 対地地雷クレイモアを警戒しながら注意深くお婆さんへと近付く。


「おお、太郎や、もそっと近くにおいで?」

「Sir (了解)」


 太郎が近付くと、次第にお婆さんの顔が見えてきた。


「Why nose of red? (何故鼻が赤いんだ)」

「それはね、太郎の匂いを嗅ぎ過ぎたからだよ」


「Why mouth of big? grandma?(何故口が大きい、ババア)」

「それはね、貴様の旨そうな太股を喰うためだ! 死ねぇぇい!」

「destroy (破壊する)」


 太郎のM249軽機関銃が火を吹き、お婆さんをdestroyした。

 こうして太郎はmission(作戦)をcomplete(完結)した。


葛之葉が綴る日本今昔話【股太郎】mission complete

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