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勇者のふりも楽じゃない――理由? 俺が神だから――  作者: 藤七郎(疲労困憊)
第二章 勇者冒険編・海

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第25話 姫騎士の裸を触りまくる!(情報収集4?)

エロくないと思いますが念のためタグを付けました。

 夜の宿の部屋。

 俺はセリカの強くなりたいという願いをかなえるため、裸になるよう命令した。


「じゃあ、服を脱いでベッドに寝ろ」

「え、いきなり…………は、はい……」

 セリカは顔を真っ赤にして、服を脱ぎ始めた。


 上着を脱ぎ、ブラウスを脱ぐ。大きな胸を片手で隠そうとしているため、柔らかく潰れていた。

「ああ、そこまで脱いでたら充分だ。あとは俺がやる」

「はう……や、優しくしてくださいね……」

 セリカは赤いスカートだけの姿となってベッドへ横たわった。金髪のかかる白い肌が美しい。手足が細く、腰がくびれている。

 大きすぎる胸が重みで横に流れている。息をするたび、ふるふると震えた。



 俺は彼女の横に座る。

「初めてだと痛いかもしれないが、我慢しろよ」

「あぅ……が、頑張ります」

 俺を見上げるセリカの青い瞳は切なく潤んでいた。


 俺はセリカの胸の谷間に手を置いた。あたたかい、すべすべした肌。なのに、雪のように純白だった。

 彼女はビクッと華奢な肢体を震わせた。大きな胸が揺れる。


 そして《真理眼》を使う。

 ――さて、どう書き換えようか。

 俺はセリカの胸や鎖骨を指でなぞる。

 彼女は目を瞑り、歯を食い縛って何かに耐えていた。でも堪えきれない甘い声が、んぅっ、と赤い唇の端から漏れた。



「セリカはどうして騎士になったんだ?」

「え……? 子供の頃は強かったのもありますが、伝説的な格好よさに憧れていたのかもしれません」

「なるほどな……今の成長値だと魔法使いにしたほうがいいんだが、セリカがいいなら騎士に合った成長値に変更できるぞ」

「そ、そんなことまでできるのですか!?」

 がばっと上体を起こした。大きな胸がたわわに揺れた。

 はっ、と顔を真っ赤にして胸を押さえるセリカ。

 ゆっくりと横になる。


 胸や腰のなだらかなラインを指先でなぞりつつ、俺は言う。

「うーん。やっぱり騎士を改ざんして魔法使いにするのはまだまずいな」

「そ、そうなのですか……あぅっ」

 なぜかセリカが甘く切ない吐息を漏らした。

 よく見れば、湯上りのように顔や肌が上気している。熱でも出たのだろうか。


 まあ、先に改ざんを終えてからにしよう。

 それにしても大きな胸が邪魔だな。

 左手で掴んだ。ぐにっと指の間から零れて変形する。

「ひゃあっ!」

 ビクンッとセリカが仰け反った。

「む。大丈夫か?」

「はぅぅ……いきなりなんて、そんな」

 セリカが青い目に涙を浮かべながら、胸を掴む俺の手に手のひらを重ねてきた。細くしなやかな指が絡む。

 なにかいじめているような気分になってくる。

「心配するな。すぐに改ざんしてやるから」


 そう言うとセリカの動きが止まった。

 細い腕を伸ばし、俺の和服の袖をつかんでくる。

「ケイカさまぁ……何をされているのですか」

「なにって、能力値や職業の変更だが?」

「ふぇ!? ……で、でも脱げって」

「他人の場合は直接触らないと変更できなくてな」

「そうだったのですか……」

 赤く染めた頬を、ぷくっと膨らませて横を向くセリカ。

 変なやつだ。



 俺は目と指先に集中する。

「うーん。どう変えたらいいか……この隠れたLv17をどうにかできればいいんだが」

「隠れた?」

 言ってしまうか。


「お前、何か隠してるだろ?」

「う……それは」

「まだ言えないのか? できればセリカの口から言って欲しい」

 セリカは赤い唇をパクパクと可愛らしく開けていたが、はふぅと溜息を吐いた。


 彼女の体から力が抜けた。胸がゆるゆると動く。

「そうでした。ケイカさまは見れるのですね……今まで黙っていて申し訳ありません。ケイカさまを疑ったり、信じていなかったわけではないのです」

「それはわかる」

「わたくしはエーデルシュタイン王国の王女です。本当の名をセリカ・レム・エーデルシュタインと言います。魔王に滅ぼされた小さな国。いつか魔王の支配を打ち破り、国を復興させることがわたくしの夢でした」

「な、なんだってー(棒読み)」


 セリカは頬を膨らませて、ぱしっと細い腕で叩いてきた。それだけで胸が丸く円を描くように揺れた。

「白々しいことを言わないでくださいっ。王女に戻れないまま、こうして殿方に体を触られて……もう復興どころか、お嫁にもいけません」

 セリカは指先で目を拭った。泣いているらしかった。



 俺は胸から手を離し、頭を優しく撫でた。

「行く必要ない」

「え?」

「言っただろ。俺のために清い身でいろと」

「はぅ……。い、今の状況、清い身なのでしょうか?」

「これは儀式だ。いやらしいことなどない――それに」

「それに?」

「俺が取り戻してやる。セリカの願いは「もっと生きたい」だったろ。王女が生きるためには王国が必要だろう」

「ああ……っ。ケイカさまぁ……」

 彼女は涙目になりながら、切なく甘い吐息とともに俺の名を呼んだ。


 よしよしと頭を撫でてやる。ぐすっと鼻をすすり上げるセリカ。

「あとは隠してたことも気にするな。俺だってこの能力を黙っていた。勇者になるまでは知られたくなかったからな。つまりおあいこだ」

 そう言うと、セリカは青い瞳に涙を溜めながらも、花が咲くように笑った。

「ケイカさまはなんて優しいんでしょう……出会えて本当によかった……」

「過去形で言うなよ。まだまだ道のりは長いぞ。あと、俺の能力、誰にも言うなよ?」

「はい、わかっております。ケイカさま」

 セリカが細い顎をこくんと動かして頷いた。

「じゃあ、続けるぞ」

 俺はまた改ざんに戻った。



 ――しかし、どうするか。

 職業としての『咎人』が邪魔をしているためかとも思ったが、それなら『町人』に改ざんした時に『プリンセスLv17』が復活してなればおかしい。

 きっと国を失ったから王女のスキルが失われているのだろう。



 その時、ピンッと閃くものがあった。

「ひょっとしたら、これをこうすれば……」

 俺は湯上りのように上気する滑らかな肌の上を、指先で触りつつ押した。張りのある柔らかい弾力が返ってくる。


 【敏捷】を改ざんする時には、つま先から、ひざ、太ももへと指先を這わせた。赤いスカートに隠された、細い太ももの内側にまで手を入れる。しっとりと汗で湿っていた。

「くぅ……っ」

 セリカの華奢な肢体が強張った。真っ赤な顔で指を噛み、声を抑える。

 俺は彼女の太ももの付け根辺りを指先で押す。円を描くように何度も。

 そのたびに、びくっと華奢な肢体をこわばらせた。


 しかし、ついには我慢できなくなったのか、か細い悲鳴に似た吐息を赤い唇から漏らした。

「あぁ……っ!」

「痛いか?」

「だ、大丈夫です」

 はぁはぁと荒い息をしてセリカは答えた。頬が赤く染まっている。

「もう少しの辛抱だ」

「はぃ……ケイカさまぁ」


 あとは【職業】を改ざんするため、金髪の中に手を入れて撫で、また細い首や白いうなじに指を這わした。

「こうして、こう――できた! おお、数値が合算された! 喜べ、セリカ! お前のために新しい職業を――」


 その瞬間、上半身裸のセリカが淡い光に包まれた。驚いた彼女は、胸を隠すように押さえて上体を起こした。

「な、なんですか!?」

「わからん! なんだこれ!?」

 俺は急いでセリカを見た。 

--------------------

【ステータス】

名 前:セリカ・レム・エーデルシュタイン

性 別:女

年 齢:17歳

種 族:人間

職 業:咎人 (=====)

クラス:姫騎士Lv22(上級)

属 性:【光】


【パラメーター】

筋 力:90(4) 最大成長値375

敏 捷:68(3) 最大成長値290

魔 力:45(2) 最大成長値215

知 識:46(2) 最大成長値180

幸 運:23(1) 最大成長値051


生命力:790

精神力:455

--------------------


 俺は思わず叫んだ。

「増えてる! 二つ合わせて新しい職を作ってみただけなのに!」

「か、体に力が漲ってくるようです!」

「恐ろしく成長したな……ん? 最大成長値が3桁になってるぞ?」

「どうされました?」

「騎士のときは能力の最大値が2桁だったんだが……」

「それが3桁に……そんなことってあるのですね。いったいなんの職になったのでしょう?」

「姫騎士Lv22になった。なんか上級って付いてるぞ。とても強いな」


 セリカが口を手で押さえて叫ぶ。

「ひ、姫騎士!? 伝説の姫騎士に、わたくしが!?」

「なんだ。そういう職、実際にあったのか。てことは強引にクラスアップさせてしまったということだな」

 基礎クラスが2桁、上級クラスが3桁になるのだろう。



 セリカが裸体のまま、俺に飛びついてきた。その勢いで押し倒された。

 大きな胸がじかに押し付けられる。究極の柔らかさ。

「ケイカさまっ! ありがとうございます! わたくしは一生、ケイカさまのお傍にいますから!」

「そ、そうか……頑張ってくれ」

「この気持ち、本気ですからっ!」

 セリカは、ぎゅうっと抱きついてきた。細い腕に、華奢な肢体。ますます膨らみが押し付けられる。金髪が垂れていい香りが鼻をくすぐる。


 俺は彼女の白い肌を触り、金髪や背中を撫でた。

 そして小ぶりなお尻に手を回して掴みながら言った。

「大胆になったな」

「へ……? きゃっ」

 セリカは飛び跳ねてベッドの端へ逃げると、毛布で前を隠した。

 頬を染め、上目遣いで俺を見てくる。

「ケイカさまはいじわるですっ」

「ほう。今のどこがいじわるだと言うんだ? 俺は何もしてないぞ?」

「うう……それは」

「だいたい俺のいじわるはこんなもんじゃないぞ?」

「え……っ?」

 セリカが一瞬、顔に怯えを走らせた。



 俺は膝立ちになって一歩近付く。すると彼女は体をすくませ、足を体育座りのように折り畳もうとする。

 その細い足首を掴んで引き寄せる。

「きゃっ」

 広いベッドの上を俺のほうに引きずられ、赤いスカートがめくれ上がった。白い三角の下着と、すらりとした足が太ももの付け根まで見えた。

「いやぁ……そんな……もう、変更は終わったのではないですか……?」

「だから、いじわるをする」

「そ、そんなぁ――!」

 足を割って入り、薄い肩を押さえ込んで彼女の上に乗った。互いの息が重なる距離。

 セリカは何かを期待するかのように、ああ……っと甘い溜息を漏らした。白い肌が桃色に染まっている。

 そして長い睫毛を伏せて、赤い唇を誘うように軽く開ける――。

 

 俺はニヤリと笑うと、急にガバッと押さえ込んだ。

 密着するように抱き締める!

「ひゃあんっ!」

 セリカは可愛らしい悲鳴を上げて、柔らかな体を仰け反らせた。直接押し付けられた大きな胸が小刻みに震える。

 そして、ふにゃっと華奢な肢体から力が抜けた。

「あれ? セリカ? お、おい」

 揺すってみたが胸が揺れるばかり。人形のようにぐらぐらと揺れる。

 死んだかと焦ってステータスを見たら【状態:気絶】だった。



 ほっと安堵の息を吐く。

「……あんまり王女様をいじめるのはやめよう……たぶん」


 横たわる美しい肢体にシーツをかけて隠した。

 そして薄紅色に染まる頬を見ながら思う。

 ――国を取り返して王女に戻れたとしても【咎人とがびと】であることには変わりない。


 守るためには『約束』を取り付けるしかないか。



 俺は静かに部屋を出て、宿屋を後にした。

 人の少なくなった石畳の大通りを、まっすぐ街の中心へと歩いていった。

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何度も改稿してなろう版より格段に面白くなってます!
勇者のふりも楽じゃない
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