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第167話 王都防衛と奥の手(ラピシアレベルアップ)

 柱が立ち並ぶ王城の謁見の間。

 壁には王国の紋章をかたどったタペストリーが掛けられている。

 壁際には大臣や近衛騎士が並んでいた。


 赤い絨毯がしかれた床には、貴族や司祭などが縛られて正座させらされていた。

 俺は正面の壇上、玉座に座る王様の横にいる。



 厳かな雰囲気の中、王様が口を開く。

「大変な事件を起こしてくれたな。守るべき人々を裏切った罪は重い」

 捕まった一同は、うなだれていた。震えるばかりで何も言わない。


 王様は見渡してから低い声で宣言した。

「参加した貴族の領地と財産は没収し、余が自ら施政する。でないと国民が誰も納得しまい。五大貴族のうち、オリスタルコス家は分家を追放。残り四貴族は身分を剥奪する。また、ヴァーヌス教は国の管理下に置き、しばらくは活動を自粛。よいな?」


 その後は、各貴族の参加度合い、司祭たちの裏事情への加担具合によって、刑が決められていった。

 ――当然、直接的な首謀者は死刑になる。

 わざわざ平民にしたのは、貴族の身分のままで処刑するのは問題になるからだった。



 その後、刑を言い渡された者たちは、兵士に引き立てられていった。

 床に座っていた人たちがいなくなると、謁見の間が広くなったように感じる。


 俺は王様へ言った。

「王様、騎士団長のプレヴァーはどうされますか?」

「ファブリカ王国の第3王子とつながっているのであったな。証拠を話させるために向こうへ送還しようかの」


 プレヴァーはファブリカ国王の覚えが悪い。

 殺されるかもしれなかった。


「その処理は俺がしましょう。向こうの王都も面識があります」

「ふむ。そうか。では、頼もうか。――そして勇者ケイカよ、このたびの働き、見事であった」

「もったいなきお言葉」

 俺は恭しく頭を下げた。


「これからも勇者としての活躍、期待しておるぞ……。おお、そうじゃ。何か褒美を与えぬとな。何かほしいものはあるか?」



 俺は首を捻った。

 褒美……特に考えてなかったな。――あ、待てよ?

「ミルフォード家がオークションで購入した青竜鱗の鎧をいただけますでしょうか?」


「ふむ。反乱時に使用するため購入したそうだの。――よかろう、存分に使うとよい。あとでケイカ村へ届けさせよう」

「ありがとうございます、王様」



 すると王様は眉間にしわを寄せた。

「しかし、それだけでよいのか? 今度の働き、多くの領地を望んでも構わぬのじゃぞ?」

「いえ、ケイカ村だけで十分でございます」


「なんと欲のない言葉。さすがは勇者じゃ! 皆の者にもケイカを見習って欲しいものだ」

 王様は結構本気でそう言った。

 壁際に並ぶ警備の騎士たちや官僚が、同意を示すように深く頷く。

 俺を見る彼らの眼差しは尊敬の念に満ちていた。


 う~ん。

 俺は自分の欲のためにやってるから、なんとも言いようがないな。

 まあ、勇者として活躍し、皆に愛される勇武神になる。

 

 それにもう、この国に俺を妨害する奴はいないだろう。

 あとはエーデルシュタインを取り戻して聖剣を作り、魔王を倒せば終了だ。


 とりあえずは、めでたしめでたし、だな。



 そんな事を考えていると、王様が玉座から立ち上がった。

「ともあれ、一件落着じゃ。この国も少しは風通しがよくなったことを祈ろう」

「そうですね、王様――ん?」


 突然、ゴゴゴ……と、重い響きが伝わってきた。

 振動が続く。壁や柱が軋み、タペストリーが激しく揺れる。

 きゃー、と城の中に女官の悲鳴が響いた。



「な、なんじゃ!?」

 王様は玉座の背に掴まって立ちすくんだ。


 俺は割と慣れているので、冷静に答える。

「地震でしょうか――大丈夫です、俺がついてます」


 

「これが地震か! 生まれて初めてじゃ!」

「地震が少ない? ――まさか、何かの魔法!?」

「そのようなものが――!?」


 揺れは小さいがいつまでたっても終わらない。

 地震にしては長すぎる。

 魔族の残りが魔法でも使っているのか!?

 おかしいところを探そうと、千里眼を発動――。



 その瞬間、頭に殴られたような衝撃が走る!


『ケイカ、たいへんなの!』

 ラピシアの心話だった。

 とても焦っている。


 こめかみを押さえつつ尋ねる。

『どうした、ラピシア?』

『なんか、あついの出てきた!』

『なに?』


 俺は勇者の証でラピシアの場所を確認。

 試練の塔のある広場だった。



 すぐさま千里眼で見る。

「げっ!」

 思わず変な声が出た。


 公園のような広場にある塔の近く。

 アンデッドを捨てるために開けた穴が、赤黒く光る液体に満たされていた。


 ――どう見ても溶岩です。

 地殻を貫いてマグマ溜まりにでもぶち当たったのか!



 俺は揺れる床を駆けながら心話で叫ぶ。もう王様を心配している暇はなかった。

『深く掘りすぎだろ! 戻せ! 押し戻せ!』

『むりなの! ぐいぐい出てくる! 助けて、ケイカ!』

『すぐ行く!』


 地鳴りで揺れる城の廊下を走り抜け、窓枠を蹴って空へと飛ぶ。

 日が暮れた王都。

 青黒い夜空には一番星が輝き、家々の窓から漏れる光が星のように街を照らす。



 しかし美しい景色を見ても心を落ち着かせる効果はなかった。

 額に焦りの汗を浮かべて、一直線に試練の広場へ。


「なんでだ? なんで押し戻せない? 溶岩は大地の領分だろ?」

 千里眼で見る先には、今にもあふれ出しそうな煮えたぎる溶岩があった。



 あれが噴火したら王都は消滅だ。

 それどころか、この辺り一帯が死滅するだろう。


「――まさか! 溶岩は大地の領分でも、噴火は星の現象そのものだからか!?」

 つまり星を構成する火水風土、すべてが関わっているせいか。


 ――じゃあ、俺が力を貸せば……いや、だめだ!

 水と風を補っても、火が足りない!


「くそっ! ここまできて人々を避難させるしかないのか!」

 俺は歯ぎしりしながら全力で飛んだ。



 すぐに王都の西側、試練の塔の広場に降り立った。

 周りの木が熱気に当てられて枯れている。


 ラピシアは真っ赤な溶岩の前で、眉間に可愛いしわを寄せてうなっていた。

「うううう! もどるの! 出てきちゃダメなの!」

「ラピシア!」

 すぐにラピシアの隣へ並んだ。

 右手を緑の光に、左手を青の光を発してマグマを押す。

 じゅっと手のひらが焦げる匂いがした。


 ラピシアが泣きそうな顔で俺を見る。

「これ、なに!? どろどろ!」

「これは溶岩だ! 土や岩が熱で溶けたんだ!」


 ラピシアが金色の瞳を丸くした。

「うそ! 土は焼いたら固くなる!」

「土器程度ならな。どんなものでも溶けて水のようになるし、蒸気のように気体になる!」


 ラピシアは首を傾げた。青いツインテールがゆらりと垂れる。

「鉄も?」

「ああ、鉄も、レンガも、全部だ――それより、手をゆるめるな!」



 しだいに溶岩が、表面張力のように丸く盛り上がってきた。

 信者数1万を越えている俺の力すら押し返されそうになる。

「くうぅぅ!」

 暑さのためか焦りのためか分からないが、汗が滝のように噴き出した。

 流れた汗が目に入る。


 ――くそぉ! こんなところで!

 負けてたまるかぁ!


 ……が、どんなに踏ん張ってもダメ。

 じわじわっ、じわじわっ、と溶岩が盛り上がってくる。


 ああ~! もうダメだぁ~!

 ふーんーかーすーるー!!


 ――と。

 ラピシアぼ華奢な肢体が光り始めた。大きな瞳をキラキラと輝かせている。

「ケイカ! 土も水になる? 土も風になる?」

「そういうことだ! それより、押せ! 押し返せ――」

「じゃあ、火も水も風もみんなともだち! みんなで一つ!」

「ラピシア――?」


 ――カッ!


 ラピシアが激しい光に包まれた。広場の隅々まで白一色に染め、さらに光は高い夜空を白く照らした。


 懐の勇者の証が同時に光る。

『メンバー(ラピシア)がレベルアップしました』

『新しいスキルを修得しました』

【新地造成】火山を操り、一定以上の大きさの大地(島や大陸)を生み出す。


 思わず上ずった声で叫んだ。

「これだ! 新しく覚えたスキルで溶岩を押し戻せ!」

「わかった! ――んうぅぅう!」


 ラピシアを包んでいた光が手のひらに集まっていく。

 それにつれてあふれた溶岩が穴の中へと映像の逆再生のように戻っていった。



 そして、時間にして一分ほどが過ぎた。

 広場は嘘のように静かになった。

 辺りはポツポツと立つ街灯に照らされているだけなので薄暗い。


 俺は、ほうっと息を吐いた。

 ――やれやれ。終わった。


 一時はどうなることかと。

 強大な力を持つ神の扱いはやはり難しいな。

 というか子供は何事にも全力でやってしまうんだなぁ。

 俺の不注意が原因だ。これからは気をつけないと。



 心の中で反省していると、全身汗だくになったラピシアががっくりと肩を落とした。

「おわったぁ……」

「よく頑張ったな。偉いぞ。あとは穴をしっかり埋めておくんだ。それから、この下にマグマ溜まりがあるようだから、海の底にでも移動させたほうがいいだろう」


「んう……わかった」

 あんまり元気そうじゃない声で返事してきた。


 ラピシアらしくない。

 しゃがみこんで地面に手を付く小さな背中に尋ねた。

「どうした、ラピシア?」

「んんん……木が、もえちゃった」



 確かに辺りの木々は半分、消し炭になっていた。

「いや、これだけの被害で収まったんだから上出来だ」


「でも、ラピシアのせい。……ラピシア、わるい子?」

 地面に手を付いたまま、ラピシアが振り返った。

 幼い顔がこわばっている。金色の瞳はうるうると潤んでいた。

 


 俺は頭を掻きながら言った。

「それは違うぞ。指示したのは俺だ。すべての責任は俺にある。ラピシアは言われたとおりにやっただけだ。問題ない」

「でも……」


「そうだな。ラピシア的には、確かに失敗した。でも自分の力がどれほどのものかわかったはずだ。失敗するのは悪いことじゃない。同じ間違いをしなければ、それがいい子だ――もう大丈夫だろう?」


「うん。もう、しない。深くほらない」

「偉いぞ、ラピシア。また間違えても俺が――いや、二人でなんとかしよう。必ず助ける」


 力強く断言した。

 ラピシアはようやく頬を緩めて笑った。

「ありがと、ケイカ」


「それでいい。笑顔が一番可愛いぞ」

「えへへ……ケイカ、好きなの」

 笑顔をますます柔らかくしてラピシアは鼻歌を歌いだした。

 機嫌が戻ったようでなにより。



 その後、マグマ溜まりを移動させて、溶けて固まった塔の壁や石畳を修復した。

 ラピシアのスキル【地質変更】は本当に便利だな。


 ……ん?

 俺はおかしなことに気が付いた。

 ラピシアを《真理眼》で見る。

【地質変更】土・砂・岩・鉱物などの大地自然物を別の大地自然物に作りかえる。


 ――だったら、マグマを普通の土か岩に変えれば良かったんじゃないか?

 なんで……あ、そうか。

 ラピシアは溶岩を初めて見たから、大地自然物だと認識していなかったのか。

 これは失敗だった。



 作業が終わった頃に、セリカがやってきた。

「ケイカさま、お疲れ様です。一時はどうなるかと思いましたわ」

「見てたのか。まあ、なんとかなった。もう大丈夫だ」

「さすがです。……ですが、これは問題になってしまいますね……」

 燃えた木々を見上げて、セリカは心配そうに眉を寄せた。


 ラピシアも薄々察したのか、また顔を歪めて俺とセリカを交互に見る。

「ラピシア、おこられる?」



 俺は口の端を上げてニヤリと笑った。

「何言ってるんだ。この程度じゃ勇者の名声は傷つかない。むしろ増すだろう。――ラピシアのせいでもないぞ」


 セリカは不思議そうに首を傾げた。金髪が夜風に揺れる。

「どうしてでしょう?」


 俺は両手を広げ、演技がかった大げさな口調で叫んだ。

「このマグマも、魔族の仕業に違いない! 作戦が失敗したら王都ごと消すつもりだったのだ! ――おそろしいわー、魔族ちょーおそろしーわー」


「「ええええ!」」

 セリカとラピシアが声を揃えて驚いていた。


「わたくしは、ケイカさまのほうが数段おそろしいですわ……」

「嫌いになったか?」


 セリカは微笑みを浮かべて首を振った。

「頼もしいですわ、さすがケイカさまです」

「そうか。それならいいな――報告に行ってくる」


「では、宿のほうでお待ちしております――さあ、ラピシアちゃん、行きましょう」

「うん!」

 ラピシアは元気よくセリカの手を掴んだ。勢いでツインテールが跳ねる。


 俺は途中まで二人と一緒に歩き、それから城へ向かった。



 結果。

 俺の言い分は全面的に認められた。

 まあ、王都への波状攻撃を企んでいた貴族たちがしらばっくれても誰も信用しない。

 こんな奥の手を黙っていたとは! とよりいっそう厳しい刑を受けた模様。


 俺は王様からは感謝されるし、人々からは拍手喝さい。


 そして人々はまだ奥の手があったことに魔族の恐ろしさを実感していた。

 そのため俺への感謝と信じる気持ちが増していた。

 おかげで信者がますます増えた。


 宿へと戻る道すがら、人々から次々と声を掛けられた。

 子供からお年寄り、男も女も笑顔で俺へ言ってくる。

「ありがとう、勇者さま!」「ケイカさまがいりゃあ、魔王だって怖くない!」「勇者さま、素敵!」「け、ケイカさま、握手してください!」

 

 怪我の功名ってやつだな。

 終わりよければすべてよし。


 さあ、これで本当に一件落着だ。

 俺は人々に応えつつも、セリカの待つ宿へと急いだ。



 親父の宿屋まで来ると、表でセリカが待っていた。

「おかえりなさいませ、ケイカさま」

「ただいま……どうした?」


 優しい笑みを浮かべて、首を振る。店から漏れる明かりに金髪がさらさらと光った。

「いえ、無事でなによりでした」

「そうだな。うまくいってよかった。セリカも」

「力になれてよかったです」

 セリカが腕を回して抱きついてきた。花のような香りが広がる。

 銀の胸当てを外しているので、大きな膨らみが押し付けられた。



「セリカ?」

「……怖かったです。もう駄目かと思いました」

 ――ああ、中継所にいたから、映像ですべてを見ていたのか。


 俺は彼女の頭を優しく撫でた。艶やかな金髪が指先に心地よい。

「心配掛けてすまなかった。次からは気をつける」

「はい……これからも命だけは大切にしてください」

「そうだな」


 まあ、俺は死ぬことはないが。

 むしろセリカが死んでしまっただろう。


 そう思ったら、急にいとおしい気持ちが込み上げてきて、彼女の華奢な体をぎゅっと抱き締めた。

「ひゃあっ」

 セリカが腕の中で、びくっと震えた。大きな胸が柔らかく弾む。


「嬉しいか?」

「は、恥ずかしいです……」

 端整な顔を真っ赤に染めて、横を見ていた。

 釣られて目を向けると、店の入口からミーニャとラピシアが、じーっと見ていた。


 ミーニャは無表情、ラピシアはきらきらと目を輝かせている。

「ずるい。私も」

「ラピシアも!」


 苦笑するしかなかった。

 セリカを抱きつつも、片方の手を広げた。

「ほら。いいぞ」

「わーい」

 ラピシアが無邪気に駆けてきて、俺の腰に抱きついた。


 ミーニャも来る。巫女服にかけたエプロンが揺れる。

 細身ながら引き締まった体を抱き締めた。

 ミーニャは表情を変えなかったが、頭の上の耳が嬉しそうにヒコヒコと動いていた。


 寒い夜風が吹き抜けるものの、とても暖かかった。

 すると店の中から親父の声がした。

「おーい、どうした? ミーニャ、運べ」

「ん……」


 俺は手を離す。3人は名残惜しそうに、指先を残しつつ体を離した。

「さあ、夕食にするか」

「はい、ケイカさま」


「頑張って作った」

「それは楽しみだな」

「ごはん~ごはん~」

 ラピシアが一番に駆けていく。

 続いてミーニャ。



 明るい店へと入る。

 テーブル席はすべて埋まり、とても騒がしかった。

 俺の活躍を称えるために集まった人たちのようだ。

「勇者さま、おかえり!」「ありがとう、ケイカさん!」「ケイカさまのおかげで助かったのじゃ!」

 みんなは酒のグラスを掲げつつ、次々と感謝を述べていった。


 奥へと歩いていると、セリカの姿が見えないことに気付いた。

「セリカ?」

「ここにいますよ」

 振り返ると、半歩後ろにいた。

 まだ頬を赤く染めながらも、俺を見守るように微笑んでいた。


 ――いじらしいな。 

 今日と明日ぐらいはセリカとゆっくり休もうか。

 ますます騒がしくなる酒場の中、そんな考えが心をよぎった。


--------------------

【ステータス】

名 前:ラピシア

性 別:女

年 齢:257

種 族:半神人

職 業:大地母神Lv7(虚を知る)

クラス:治癒師 神術師

属 性:【豊穣】【輝土】【聖地】

所 属:勇者ケイカパーティー


【パラメーター】

筋 力:15万(2万)(+0) 最大成長値∞

敏 捷: 8万(1万)(+0) 最大成長値∞

魔 力:22万(2万)(+0) 最大成長値∞

知 識:10万(1万)(+0) 最大成長値∞

幸 運:999(0) (+0) 最大成長値∞

信者数:  0


生命力:115万

精神力:160万


攻撃力:15万

防御力:16万

魔攻力:66万

魔防力:10万


【スキル】

 回復キュア:味方を回復させる。(熟練度:223/250)

 幻惑ブラード:体をぼやけさせて攻撃を当たりにくくする。(熟練度:29/100)

 防御低下デクラーン:相手を柔らかくする。(熟練度:30/100)

 睡眠スリープ:相手を眠らせる。(熟練度:100/100)

 防御上昇メタリカ:味方を硬くする。(熟練度:3/100)


【地母神スキル】

地精結集:大地の力を自分か他の神に集める。攻撃力×Lv値。

地殻反転:地殻を引っくり返して地表を刷新する。

地質変更:土・砂・岩・鉱物などの大地自然物を別の大地自然物に作りかえる。

地星誘致:自分の星の近くにある衛星や惑星を引き寄せて合体させる。

地勢変革:自分の立つ大陸を自在に隆起陥没させ山脈や海溝を作る。大陸移動もできる。

大地恩恵:自分の立つ大地にいる、死んだもの敵意をもつもの以外すべてを回復する。


新地造成:火山を操り、一定以上の大きさの大地(島や大陸)を生み出す。

王都防衛編、終わり。七章はもうちょっとだけ続きます。

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GAノベルより1月15日に3巻発売します!
何度も改稿してなろう版より格段に面白くなってます!
勇者のふりも楽じゃない
勇者のふりも楽じゃない書籍化報告はこちら!(こちらはまだ一巻)
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