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コラルド戦記  作者: 油兄貴
第3章 戦争の始まり
32/52

発展する自治領

誤字脱字 生温くヲチと指摘をお願いします。

食事を済ませて、飯屋を出る。

金額は銅貨15枚だった。


折角この街に来たのだから、

転移ができるように何処かに魔法陣を刻みたい。

ギルドで倉庫を借りれるような話を首都ギルドで聞いたので、

開いているか訪ねようとギルドを覗くとまだ営業している様子。


倉庫を借りたいのですが、と受付に言うと、

隣の地下の倉庫ならという事で見せてもらう。

ギルドの隣の建物の窓の無い地下室。

これならいいなと価格を聞くとあまり借り手が居ないので、

年間で銀貨70枚という事なので受付に戻りギルドカードを出して、

支払いと登録を御願いする。

24時間いつでもどうぞと鍵を渡されて早速地下室に。


記憶にある魔法陣…を杖に魔力を込めながら書いていくと、

スムーズに書き上がる。

これで現在、ブレロン要塞ことショーゴ自治領と、

このウォルビンの街までは自由に移動が可能なった。

そういえば首都にはまだ転移の魔法陣がない。

戻ったらどこかに設置しないとな。


扉は結構スキマがあるので、転移して来た時に

内側から手を伸ばせば鍵は問題ないかと確認して地上に出る。


折角この街に来たのだからと、道具屋らしき店や、

武器屋らしき店も覗いてみるが、時間が遅いらしく閉まってる模様。

仕方に早いが一杯飲んで寝るかと大衆酒場のような店を見つけ入る。


店内は賑わっているようで、カウンターが空いているようで、

カウンターに向かうと、誰かが呼ぶ声がする。


「おお、ショーゴ!俺ら飲んでるが、一緒にどうだ!」


声の先を見るとビルデガン(鉄槌のハゲ)さん手を上げている。

まぁ、独りでの飲むよりかマシかと向かうと、

大きなテーブルに20人程が鎮座してそれぞれグビグビ飲んでいる。


「今回、護衛で一緒だった魔導師のショーゴだ!

 こう見えて凄腕なんだぜ!」

「こいつは盗賊なんぞあっという間に魔法でイチコロだぜ!」

「ちと世間知らずだがな!がははは」


ハゲ軍団(鉄槌 )が皆に紹介してくれる。

まぁ、この世界は知らないのは本当なので、有難いが。


紹介された20人程はギルド仲間や同じ鉄槌のメンバーらしい。

近づいては握手されて紹介されるが全く名前を覚えられない。

それより気になるのは皆、頭部といや髪を剃り上げてるという事。

ウォルビンの冒険者はスキンヘッドが決まりなのか?


飲みが進み、この街の浄化運動についてそれぞれ話す。

冒険者に他の種族もいる事もあり、あまり賛成はしていないようで、

独りの厳つい顔の冒険者は断固反対という大声を上げて事を言っている。


「それでな、街にいる猫族や豚族、それに狼族はこの街を出るらしい

 聞いた処によると先週には街の外にキャンプをしていて、

 早ければ5日後にはこの街を出るんだとよ」


ビデルガンがそう言うと、聞いていた先程大声で浄化反対を言っていた男が

身を乗り出して話しかけてくる。


「それでな、魔導師さんも一口乗らないか?」


どういう事か分からずに彼らの話を聞くと、

この集まっている20名とさらに10名程で、

合計30名程でそのキャンプが向かう街まで

護衛を請けようとしてるらしい。


どの街まで?と聞くと、南にあるシュタインメッツ領まで行くという。

ただ行旅は街がないので、結構な長旅になるという。

1ヶ月以上は掛るという。

そして報酬は銀貨90枚。


シュタインメッツ領土か。

エストの父、デードベン・ファン・シュタインメッツ男爵にも挨拶もできるかと思い、まだ魔法局まで時間があるからとならば行くと伝える。

お酒もそこそこに挨拶をして宿屋に戻る。


宿屋に戻り、あと4泊するので追加で宿屋の主人に頼み支払い。

自分の部屋から一度、ブレロン要塞ことショーゴ自治領に転移する。



-------------------------------------------------------------


転移後、地下室から出ると廊下が異様に豪華になってた。

赤い絨毯、それにいまま単なる短い廊下だったのが、

左右に魔石の照明が煌々を廊下を照らしている。

なんだ?とい思いながら廊下を進み、突き当たったドアを開けると、

そこは広々とした神殿のような広間に出る。


目の前にはローブを着て額を床に当てるように

土下座姿勢の鬼人族(オーガ族 )鬼巨族(巨オーガ族 )狼人族(ワーウルフ族 ) 達が居た。


「え?なにここどうしたの!?」


声をかけると一斉に顔を上げて手を前に組み”おお!教祖様!”と。

なんだ?と鬼人族(オーガ族 ) のデベール・グラゲンダがいたので、聞くと、ショーゴ様は教祖様ですから日々朝と夜に祈ってるという。


まぁ、病気治したり治療の魔法を教えたから、

この世界ではこうなるのかな?と思いながら出てきたドアの上を見上げると、

これまた立派なレリーフが壁に掘り込んである。

そして正にそれは俺だったりする。

なんという恥ずかしさ。


「ささ、ショーゴ様、広場近くに住まいも御座います!」


テベールに案内されて神殿を進む。

左右に両脇に膝を付いた姿勢の彼らが手を出して、

握手したいように必死に手を出すので、

はいはいと言いながら握手しながら進む。


なんだか演歌歌手のディナーショーだこれ。


やっと神殿を抜けると、隣の建物の3階建ての一室へ。

窓からこのブレロン要塞ことショーゴ自治領、

なんだか凄く発展してるのだが…。

綺麗な街並み。それに外灯が異様に多く。

下に見える石畳に道も夜なのに活気が溢れている。


「テベールさん…すごく発展してるんですけど…」


「えぇ、住まう民も日々増え、

 また人族からの知識にて建築・教育も日々努力しております。

 これもショーゴ様が我々種族を救って頂いたお陰です。

 我々もそれに見合うようにショーゴ様の神殿を建て、

 他の種族共々努力して行きます!!」


振り向きながら聞くと、テベールさんは膝をつき、目を輝かして言う。

その後ろにも同じような体制で数名が。


う、うん、発展してるのはいい事だと思う。

でも先日来てからまだ数日…いや10…20日も経ってないのに。

窓の外からドガンと大きな音が聞こえて窓を覗くと、

街の先で何やら土埃が。

目を凝らしてみると鬼人族(オーガ族 )鬼巨族(巨オーガ族 )が、結構な数で大きな石を砕いたり積み上げたりしている。


あ?あれは?と指を差してテベールさんに聞くと、

口から出た牙をテカらせながら”新たな民の住まい建築中です”と。

え?何に?夜間も突貫工事で街を広げてるのか?ここは。


「ご安心ください。

 ショーゴ様が以前言われた”民を増やし街を広げるのだ”という

 受け賜った言葉、日々守っております!」


後ろに控える彼らも牙テカテカさせて頷く。


「う…お、おぅ、それは素晴らしい」


とりあえずそう答えておく。

俺はそんな事を言っただろうか。

まぁ…凄いなガンガン街が広がりまくり良い事じゃないか。

だがオーガ族はどれくらいで生まれて増えるのか分からないが。


鼠のような種族いたらあっという間に増えそうだねと言うと、

ええ、鼠族は居ますというまさに鼠算。


それはそうと、盾に乗ってでも首都の様子を見ないと…


「ところでテベールさん、首都ベンダリオンの事ですが、

 今どうなっているか知ってますか?」


そう聞くと、首都からの商隊の話ではウォスラート王が、

兵を率いて首都近くに陣を張っているという。

また、首都からはこの自治領にいる兵に警戒せよと通達が来ているとも。


「ショーゴ様、我々も戦の準備をすべきですか?」


顎を撫でて考えていると、テベールが聞いてくる。



もし”帝国浄化”を唱えて内紛を起こしてるのなら、

当然、首都が落ちたらこちらに攻めてくるだろう。

そうなるとヤバイ。

だが、首都が落ちる事があるのだろうか。

鉄槌の話だと大帝側の貴族も多いし、戦力もある。

情報が少ない状態だと判断できないが、現状確認は必要だろうな。


「こちらから戦を仕掛ける事せずに、

 そうですね…帝国側にも今住まいを作っている先に高い塀で、

 攻められた時に対応できるようにしましょうか?

 そしてソビッティ側に領土を広げましょう」


そういうと、テベールが頷く。


「そうですな!確かに!

 ソビッティ側なら広げ放題ですからな!

 我々の力であればソビッティの人族など一捻りですしな」


あれ?なにか怖い事を言っているが、

”くれぐれも危険を犯さないように”と言っておく。


取り敢えず今夜は寝るというと、早速とテベール達は出て行き、

代わりにオーガ族の女性数名が透け透けな衣装を来て入ってくる。

一瞬、女子プロレスラーが乱入してきたかと。


”今夜お供させて頂きます”と___。


いやいや、誰かれ構わずのエストじゃないから。

牙テカテカ、おっぱいデカデカの鬼女性は無理…

といいながら胸は凶器だなと見つめて、

”まぁ、話でも”と如何わしい事をせずに会話をする。


ふと気が付くとひとりの女性?は指が1本しか無い。

オーガ族は指3本しかないから不便だろうに。


聞くと、反対の手で包みながら子供の頃、狼に噛まれて…と言う。

”でも肘で頭を砕いてヤリましたから”とニコニコしながら言う。

なにそのバイオレンス。

ああ、ここ日本じゃないものね。


彼女の手を持ち治癒できるかな?と治癒をかけると、

手がオレンジに光るが、治らない。

一度完治したのは無理なのか?

実験も兼ねて彼女の手を持ち”すこし痛むぞ”と声をかけて

欠損した部分に軽く魔弾を打つ。


「___いぃぃ!」


周りに血が少し飛び欠損した部分の根本の肉が見える。

痛いだろう、彼女は篭った声を出す。

そこで再度、治癒をかける。

オレンジに光り今度は指がグニグニと生えてくる。

ちょっとこれは気持ち悪い。

光が落ち着くと、ちゃんと指が生えている。

他の指と比べて肌がフヤケたような色で違うが。

持っていた手を放すと彼女は自分の手を見え、

ありがとうございますを繰り返していた。

いえいえ、こちらも勉強になったと伝える。

普通はちと実験したいので指飛ばしていいとは聞けないものね。


その夜は如何わしい事をせずにそのマッサージをされて寝た。

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