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お姫様のいる日々  作者: 月狩朔夜
奏でられないプレリュード
10/13

010 セプテット(仮)、寝る

Q、どうしてこんなに短いの?

A、それはね?作者がチキンでお風呂シーンをかけなかったからさ。


とりにく~

 ただいまおれはベッドの中に居ます。

 時間がとんだ? まさか。


 風呂になんか行ってない。

 めいどさんらしき人達の生着替えに遭遇なんかしてない。

 お風呂での正装をしたお姉さんとか女の子とかそれ以外の方々に洗われたりなんかしてない。

 まじやわらかかった



 違う。ご飯……というかおかゆ……というか、なんだろう? 離乳食みたいな雰囲気みたいなものを感じた。

 とにかく、そのおかゆを食べさせられて、寝かされただけです。



 そこでおれは思った。「おれ流されっぱなしじゃねぇ?」と。



 ご飯も、お風呂……なんてなかった、身長はかられた時も、連れられた時も。ずっと流されてた。元々おれがそんな奴だったとはいえ。

 着替えさせられた時も、ガラスの中から出された時……も……? ……あれ?


 落ち着けおれ。よく考えろよ、おれ。

 まず、体が変わった。そしてその前後、家の屋根から滑り落ちた後、液体の中で目を覚ました。

 気絶……というか、本当に気絶か? その間の記憶は無い。 が、少なくとも此処(ここ)は現代日本とは違う気がする。

 っていうか此処が日本で普通に気絶してたらまず間違いなく目覚めるのは自宅か病院だよなあ。

 じゃあ、これは。仏教だかでよく聞く輪廻転生か。

 でもなんでおれの記憶が残っているのだろう?

 いや、そもそも輪廻転生なのだろうか? 試験管ベイビー? こんな成長したベイビーがいてたまるか。

 ではこれはなんなのか? 一遍死んで幽霊とやらになってどこかの見知らぬ少女にとり憑いたのか?

 しかし、それならおれ、いやこの少女にあんな接し方はしないだろう。

 そして、此処はどこだ?

 日本、どころかこんな所で医療だか何だかをしてるとこなんて、そもそも地球に残っているのか?

 では、此処はゲームとかでよくある異世界とやらからか? 言葉もわからなかったし。

 むしろ夢オチとか。ありうる。でもほんとにそうならいつオチるんだろう。



 ……わからん。そして、眠くなってきた。とりあえず明日になったら何かわかるかも?

 おやすみ。

次は作中時間で10日程跳ぶ予定

最初から跳ばすと決めてても遅筆だと打ち切り前の年表見たいに見える件

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