お伽噺のその後の話〜ツバルツバルと雨の王子〜
降り止まない雨に悩まされていた強国アルバッハ帝国。
アルバッハの第三皇子アルバートは侵略以外の方法で雨への打開策を探していた。
アルバートの元に突然現れた一団は、自分達を雇わないかと持ちかけてくる。
報酬は自分達を定住させてくれる土地と環境だという。
彼らはツバルツバルと名乗り、子供時代に聞かされたことがあるお伽噺の住人たちだった。
〈登場する国〉
雨の帝国アルバッハ
晴れの国の身代わりにされてしまったかつての弱小国家。洪水に土砂崩れとあまたの災害に見舞われ続けているが、炎の一族による富国強兵政策を推し進め、今は多くの小国を飲み込んだ帝国として君臨している。
身代わりにされたことも知らず、ニケから食物を買取って暮らしている。
晴れの王国ニケ
雨が降らないように、と異世界から聖女を呼び寄せて儀式を行ったため雨が降らない国となってしまった。水不足に悩まされており、水魔法使いが重宝されているが、自然の水よりも格段にまずい。
雨降の粉を魔法で作り出し、周辺諸国から不況を買っている。多くの民がニケの罪を知らない。国王になったものに口伝される闇の歴史となっている。
雲の国サイダーハウス
筆頭中立国。実は多くのツバルツバルの民を匿っており、歴史の秘密を知っている。
湖の国エチュード
女神に守られた水上国家。アルバッハに狙われている為、フィフィンに援護を求めている。
氷の国フィフィン
アルバッハと戦える古豪。山脈に氷漬けとなっている龍を信仰している
商人の国ナナイ
ナナイ族が治る商人が集まってくる国。
ツバルツバルの民
小麦の国に住んでいた民が各地に別れ、雨の呪いにかかったニケで豊穣の女神に愛された民として実り豊かな生活を送っていた辺境伯領民が最後のツバルツバルとして定住していた。ツバルツバルは豊穣の女神に愛されている為、作物を育てることに長けている為各国に重用され、捕獲されてしまった歴史を持つ。その為隠れ住み、多くが放浪の民となった。
アルバッハの第三皇子アルバートは侵略以外の方法で雨への打開策を探していた。
アルバートの元に突然現れた一団は、自分達を雇わないかと持ちかけてくる。
報酬は自分達を定住させてくれる土地と環境だという。
彼らはツバルツバルと名乗り、子供時代に聞かされたことがあるお伽噺の住人たちだった。
〈登場する国〉
雨の帝国アルバッハ
晴れの国の身代わりにされてしまったかつての弱小国家。洪水に土砂崩れとあまたの災害に見舞われ続けているが、炎の一族による富国強兵政策を推し進め、今は多くの小国を飲み込んだ帝国として君臨している。
身代わりにされたことも知らず、ニケから食物を買取って暮らしている。
晴れの王国ニケ
雨が降らないように、と異世界から聖女を呼び寄せて儀式を行ったため雨が降らない国となってしまった。水不足に悩まされており、水魔法使いが重宝されているが、自然の水よりも格段にまずい。
雨降の粉を魔法で作り出し、周辺諸国から不況を買っている。多くの民がニケの罪を知らない。国王になったものに口伝される闇の歴史となっている。
雲の国サイダーハウス
筆頭中立国。実は多くのツバルツバルの民を匿っており、歴史の秘密を知っている。
湖の国エチュード
女神に守られた水上国家。アルバッハに狙われている為、フィフィンに援護を求めている。
氷の国フィフィン
アルバッハと戦える古豪。山脈に氷漬けとなっている龍を信仰している
商人の国ナナイ
ナナイ族が治る商人が集まってくる国。
ツバルツバルの民
小麦の国に住んでいた民が各地に別れ、雨の呪いにかかったニケで豊穣の女神に愛された民として実り豊かな生活を送っていた辺境伯領民が最後のツバルツバルとして定住していた。ツバルツバルは豊穣の女神に愛されている為、作物を育てることに長けている為各国に重用され、捕獲されてしまった歴史を持つ。その為隠れ住み、多くが放浪の民となった。
エピローグ
邂逅
2025/10/26 11:25