生贄少女は恋しない
これ実は、別の話のあらすじを書いてた時に、なんか思いついた話なんですよね。
わたしは村からの生贄でした。
おーさまとか言う名前の人との繋がりのための生贄でした。
わたしの村は妖精達から力を借りることができる特別な村でした。
おーさまがこう言いました。
「戦争をするか、お友達になるか、どちらがいいですか?」
なので戦争が嫌いなわたしの村は「お友達になりましょう」と言いました。
お友達の証に国と村の偉い人の子供を結婚させることにしました。
それがわたしとラクラ様です。
それではわたしの話をしましょう。
わたしはラーラといいます。
わたしは村では好かれていませんでした。
なんでかと言うといつもわたしは妖精に好かれていたからです。
わたしは妖精に好かれているので魔法が簡単に使えるのでいつも妬まれていました。
わたしてきには何もしなくても親に好かれてる人たちが羨ましいです。
わたしの母はわたしが生まれたときに死んで父はわたしが三歳の時に死にました。
わたしはあまり覚えてませんがわたしは父が死んでも泣かなかったらしいです。
それで気味が悪いと言われたらしいです。
でも父が死んだ前のときのことを薄っすらと覚えています。
父はわたしに母がしんだのはわたしのせいだと言いながら殴ったりしました。
だから父が死んでもあまり悲しくなくて逆にホッとした気がします。
なのでわたしは何もしなくても親に好かれる人たちが羨ましくて妬ましいです。
だってわたしはもう仲直りもできませんから。
そんなわけでわたしは村からの生贄に選ばれました。
そんなわけでわたしはラクラ様と結婚することになったのでした。
これがわたしの話です。
不幸に見えますか?
でもね、わたしは不幸なんかじゃないですよ。
食べ物に困ったこともないし死にそうになったこともないですから。
そう妖精は妖精だけはいつもいつでも優しくしてくれて。
寂しくないようにそばにいてくれます。
そういう時にわたしは思うのです、愛されている、と。
そんな優しい妖精達がわたしは大好きです。
だから、きっと、何があっても守ります。
〜〜〜〜〜
視点変更
inラクラ
息を呑む声が聞こえた。
視線の先を見ると言葉にできないほど美しい少女がいた。
その少女は息を呑んだのが不思議なようだ。
小首を傾げている。
(む、無理、男の人の心情なんてわからない(;´Д`))
〜〜〜
視点変更
inラーラ
みんな息を呑んでるみたいです。
そんなに汚い姿でしたかね?
村ではお風呂に入らせてもらえなかったですけどお風呂入れて幸せです。
だからキレイなはずですけど…なんで息を呑んだんでしょうか?
あぁ
あれがおうじ様ですかね。
頭が悪そうですね。
アホズラを晒しています。
私この人タイプじゃないです。
私のタイプはおとなしくていつも弱そうで守ってあげたくなる感じなのに危機には助けに来てくれる感じの人ですからね。
そうだ!
妖精さん達の世界に行くことにしましょう。
わたしは半分妖精さんの血が流れてるはずです。
だから行けるはずですよね。
楽しみですね。
今すぐ行きましょう。
*************
つきました!
妖精さん達につれてきてもらいました。
先に妖精女王様という人に合うらしいです。
〜〜〜〜〜〜
in作者
間説明です。
娘と母感動の再開
↓
父が本当の父でないと判明
↓
今から!
〜〜〜〜〜
inラーラ
母が死んでませんでした。
そしてわたしは母が人間界で作ってそのまま置き忘れた人精霊だそうです。
人に似せたので精霊の門が開けなくて帰れなかったみたいです。
これから一緒に暮らせるそうです。
楽しみです!
〜〜〜〜〜〜
inエンド
誰が終わりだといった!
おまけがあるぞ!
これがおまけさ!
そして、生贄だった少女は幸せに暮らし続けるのでした。
おしまい…
そして、少女はずっとずっと幸せに……
また続く?
かもね〜
希望があればということで……
また別の話で会いましょう。
続き気になるとかあったら、感想のところに書いておけば、書くかもしれません。
他にも(ほかの話でもですけど)このキャラの話を書いてほしいとかあれば書きます。(多分)
あ、感想、ポイント評価、くれるととても嬉しいです!