看護学生として最後の看護日誌
看護学生になった頃
先輩たちが かっこよく見えた。
早く先輩達のようになりたいと 夢見て頑張ってきた講義や演習実習、病院実習。
先輩達の背中は大きく 追いつけないそう思っていたあの頃。
気がつけば、憧れていた先輩の位置まできていた。ひとつずつの実習に真剣に取り組み看護師としてのスキルをひとつずつ積み重ねてここまできました。
急性期看護実習では、担当患者様を看取りました。そして、どんな形であれ退院することを学びました。教えてくださったのは担当させてくださった患者様でした。
在宅看護実習では、よつ葉が来るのを心待にしていてくれた幼い女の子。連想ゲームが大好きな子でした。連想がたくさん続いたら夢が叶うと教えてくれました。私が彼女にしてあげられたことと言えば、彼女の夢が叶うように活動報告で連想ゲームをお気に入り様に協力していただき連想ゲームをしてあげたことくらいかもしれません。
小児看護実習は、正直に言うと楽しみにしていました。まさか、一番辛い実習になるとは思いませんでした。外科系、内科系、隔離病棟と各1週間ずつ実習を受けました。外科病棟からの実習でした。病棟では泣かない、できないって言わない、笑顔を絶やさない。を掲げて望んだ初日、辛い症例の患者様の担当を伝えられました。本当に辛い実習でしたが、ご両親よりあたたかいお言葉をいただけた事が心に残っています。
小児内科病棟でも、治療のための治療を受ける子の担当を受け持つ。辛い治療を受ける子に、笑顔を忘れず心を鬼にしてこの治療を行う。寄り添う看護を心がける。「よつ葉ちゃんなら、いいよ」と言って辛い処置を受けてくれました。
この子たちが、1日でも早く子供本来の生活を送れる日がきますように……。
【成人慢性期看護】【母性看護】【老年看護】【精神看護】【老健】【統合看護】
それぞれの実習でお世話になった指導看護師さん、看護実習生の看護を快く承諾してくださってよつ葉に勉強の機会を与えてくださった担当患者様の皆様のおかげて、ここまで来ることができました。
先月、無事に看護師国家試験を受けることができました。結果はまだ出ていませんが、やれるだけのことは全て出し尽くしました。
看護学生になった頃
先輩たちが かっこよく見えた。
早く先輩達のようになりたいと 夢見て頑張ってきた講義や演習実習、病院実習。
先輩達の背中は大きく 追いつけないと思っていたけどもうすぐ同じ場所へ向かおうとしている。憧れの白衣を着て病院の廊下を颯爽と歩いていたい。
よつ葉たちも、後輩たちにそんな背中を見せていられていられるのだろうか?
もうすぐ、看護師国家試験の結果発表です。看護学生として最後に気持ちを綴ってみました。
各実習で指導してくださった指導看護師の皆様
看護師としてのスキルをひとつずつ丁寧に教えてくださり、未熟な処置をそっと見守りコツなどを教えてくださったこと、昨日のように覚えています。本当にありがとうございました。
各実習で担当させてくださった患者様へ
拙い看護でしたが、皆様の「ありがとう」とか「立派は看護師になりなさい」「白い服の看護師さんになってね」の言葉は本当に嬉しくて涙が溢れそうでした。どんな形であれ退院をすると言うことを身をもって教えてくださったのも担当患者様たちでした。本当に色々と教えてくだり、ありがとうございました。
よつ葉を応援して下さる なろうユーザ様へ
活動報告やメッセージ等でたくたん励ましてくださり見守っていただきました。作品の中では元気なよつ葉ですが、よつ葉のSOSに気づいてくださった方がいらっしゃいました。本当に辛い時期に助けてくださいました。ありがとうございました。そして、いつもお言葉をかけてくださり気にかけてくださる皆様、本当にありがとうございました。これからもよつ葉をよろしくお願いします。