表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/18

謎の

 昨日。寿司感想握り15貫

 お通し…かに豆腐。なかなかにうまい。

 鰆………ネタが乾いていた。一貫目からこれではと期待度が下がる。

 タコ……吸盤を大振りに切ってる、もぐもぐ食べる寿司。この店はネタが厚めなのか

 くじら煮…意表を突かれてびっくりですが、普通

 かつお…特に感想なし

 ぶり……脂の乗りがまだ。12月に食ってたらあるいは。

 中とろ…可も不可もなく

 ボタンエビ…普通のボタンエビ


 いくら軍艦  軍艦を三つ同時に出されたことには殺意ポイントが付きましたね!

 ウニ軍艦   寿司の賞味期限は10秒! これでは握ってる間に海苔が湿気る!

 白子軍艦   ウニはにおいが気になった。


 大トロ…脂身がグリーシーでした。

 あなご…やわらか。仕事を感じた味わい

 芽ネギ…ふつう

 たまご…ふつう。大将が出し忘れたまま料理終了宣言して、後であわてて出してくれた。

 おだし…やや味がぼけてる


 総評:コース料理の出し忘れなどにまさに言えるけど、全体的にそそっかしい、ぱたぱたしててせわしない板場だった。落ち着いて食事する空気を作るのは大将のオーラにかかっているというが。それにキッチンブリーチのボトルが置いてあるし。もうちょっとちゃんとした寿司屋なら見せまい。細かい気配り、落ち着き、自信を持ったオペレーションでもっといいお店になるかな。

 また来るかは疑問。

 


 その後。店を変えて飲むか、と思い、繁華街のほうにある千ベロ飲み屋に入る。入り口にいる客寄せのおねいさんが仁王立ちしている。

 店のトイレに「謎のイキリ禁止」という張り紙がしてあった。明文化して禁じねばならないくらい謎のイキリが横行しているのか。でも「謎の」イキリって何だ? 

 その時はそれ以上気にせずに席に戻って飲み続けたのだけど、隣のテーブルにいた二人連れの客のほうがなんだか騒がしくなった。聞き耳を立てると、なにやら流しのマジシャンとやらがやってきて二人にマジックを見せ始めたようだ。トランプを切る音とか、客の「おおー」「ええー!」などの声が聞こえてくる。

 するとやにわにマジシャンが「僕はけっこう有名なマジシャンなんですけど」と自分で言い始めて、あっ、これが謎のイキリか、と思った。なるほど確かに、張り紙してても一見で遭遇するのだから、禁止する前は謎のイキリで満ちた店だったにちがいない。


 なんか昨日のことばかり書いてる日記だな。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ