謎の
昨日。寿司感想握り15貫
お通し…かに豆腐。なかなかにうまい。
鰆………ネタが乾いていた。一貫目からこれではと期待度が下がる。
タコ……吸盤を大振りに切ってる、もぐもぐ食べる寿司。この店はネタが厚めなのか
くじら煮…意表を突かれてびっくりですが、普通
かつお…特に感想なし
ぶり……脂の乗りがまだ。12月に食ってたらあるいは。
中とろ…可も不可もなく
ボタンエビ…普通のボタンエビ
いくら軍艦 軍艦を三つ同時に出されたことには殺意ポイントが付きましたね!
ウニ軍艦 寿司の賞味期限は10秒! これでは握ってる間に海苔が湿気る!
白子軍艦 ウニはにおいが気になった。
大トロ…脂身がグリーシーでした。
あなご…やわらか。仕事を感じた味わい
芽ネギ…ふつう
たまご…ふつう。大将が出し忘れたまま料理終了宣言して、後であわてて出してくれた。
おだし…やや味がぼけてる
総評:コース料理の出し忘れなどにまさに言えるけど、全体的にそそっかしい、ぱたぱたしててせわしない板場だった。落ち着いて食事する空気を作るのは大将のオーラにかかっているというが。それにキッチンブリーチのボトルが置いてあるし。もうちょっとちゃんとした寿司屋なら見せまい。細かい気配り、落ち着き、自信を持ったオペレーションでもっといいお店になるかな。
また来るかは疑問。
その後。店を変えて飲むか、と思い、繁華街のほうにある千ベロ飲み屋に入る。入り口にいる客寄せのおねいさんが仁王立ちしている。
店のトイレに「謎のイキリ禁止」という張り紙がしてあった。明文化して禁じねばならないくらい謎のイキリが横行しているのか。でも「謎の」イキリって何だ?
その時はそれ以上気にせずに席に戻って飲み続けたのだけど、隣のテーブルにいた二人連れの客のほうがなんだか騒がしくなった。聞き耳を立てると、なにやら流しのマジシャンとやらがやってきて二人にマジックを見せ始めたようだ。トランプを切る音とか、客の「おおー」「ええー!」などの声が聞こえてくる。
するとやにわにマジシャンが「僕はけっこう有名なマジシャンなんですけど」と自分で言い始めて、あっ、これが謎のイキリか、と思った。なるほど確かに、張り紙してても一見で遭遇するのだから、禁止する前は謎のイキリで満ちた店だったにちがいない。
なんか昨日のことばかり書いてる日記だな。